2018年度の活動
理科学習支援活動報告-2018年6月
新宿区立花園小学校6年生を対象にした「理科学習支援」を、6月22日に実施しました。
今年は、はじめに光学顕微鏡での観察用にサンプル作りを行い、その後、日立OBの永田文男さんに「昆虫と植物の不思議なしくみ」のお話をしていただきました。
次の時間では、19人の児童たちが理科の学習単元「植物の成長と水のかかわり」に合わせ、学校花壇で育てているジャガイモとホウセンカを光学顕微鏡と日立卓上顕微鏡(Miniscope® TM3030)を使って試料の作成から操作・観察までを実体験し、両者の見え方の違いを学びました。
また、今回は初の試みとして、当社OBの篠田彬さんにご協力いただき、「葉脈を使ったしおり作り」も行い、児童たちは授業終了間際まで夢中に取り組んでいました。
光学顕微鏡と電子顕微鏡の体験学習
日時:2018年6月22日 3限目~4限目 場所:新宿区立花園小学校 6年生教室と理科室
■担任の先生からの【ひとこと】
今回、永田さんのお話をお聞きしたり、電子顕微鏡を用いて植物を観察したりする中で、子どもたちはミクロの世界への関心を高めていました。普段見えないものを見ることができたり、その存在に気付いたりすることができ、授業中は感動の連続でした。また、「葉脈を使ったしおり作り」では、自然が持つ美しさを生かして、楽しく取り組んでいました。今回の学習を生かし、さらに理科への興味を高めていってほしいと思います。