長野県富士見町立富士見中学校で電子顕微鏡体験イベントを開催
2024年7月31日(水)、長野県富士見町立富士見中学校にて、中学1~3年生10人、近隣の学校関係者5人の計15人の有志を対象に電子顕微鏡体験教室を行いました。
授業の前半では、昆虫の脚などを電子顕微鏡で拡大した画像を見ながら、昆虫の「体のつくり」の理由について学習、後半は電子顕微鏡を実際に操作体験してもらいました。
電子顕微鏡の操作体験では、日立ハイテクフィールディングが用意した標準サンプルの他、参加者が持ち寄った鳥の羽、カタツムリの殻、トンボの目、沸騰石などを観察。参加者は、投影される画像をみながら「なぜそのような構造になっているか」といった考察をして活気のある授業になりました。
授業の後も、電子顕微鏡の周りに集まって解体する様子を熱心に観察するなど、参加した生徒たちは初めて見る装置に興味津々でした。
授業後参加した生徒からは、「使うことがあまりない電子顕微鏡でいろいろなものを見ることができてよかった」、「真空にすることで細かいところまで見られるのは面白いと思った」などの感想をいただきました。