ページの本文へ

日立ハイテク
  1. Home
  2. 企業情報
  3. サステナビリティへの取り組み
  4. 日立ハイテクグループのマテリアリティ
  5. マテリアリティ ブック
  6. 当社の周辺から生物多様性活動を推進し、よりよい自然環境を未来に残す


当社の周辺から生物多様性活動を推進し、よりよい自然環境を未来に残す

企業活動において自然環境保全は重要なファクター

生物多様性を含む自然資本の棄損・劣化への危機感が、世界的に高まっています。当社グループの事業活動は、自然資本からの恩恵(生態系サービス)を受けると共に、環境に何らかの影響を与えています。自然資本の劣化が深刻化すると、当社グループのバリューチェーンにおけるリスクが増加する可能性が高まるため、自然資本に対する取り組みの強化を進めています。
当社グループでは、マテリアリティに「持続可能な地球環境への貢献」を掲げ、人と自然が共に豊かになる未来をめざし、生物多様性保全の取り組みを推進しています。2005年から借り受けた国有林「日立ハイテクやさとの森」では60年後を見据え、森林整備活動を実施しています。また2015年には、日立ハイテクサイエンス富士小山事業所に「日立ハイテクサイエンスの森」を開設し、在来の植物による生態系の回復や生物多様性保全に向けて様々な活動を行っています。

日立ハイテクやさとの森

日立ハイテクやさとの森

より多くの方の理解を深めることも、生物多様性保全活動の大切な要素の一つ

在来する生態系を回復するには長い時間がかかります。そのため当社の生物多様性保全活動は、さまざまな世代の社員やその家族に参加してもらい、関心を持つ次世代の人を育てながら取り組んでいます。当社の活動においては現地で実際に見て、触れる活動を大切にしており、2023年度はセブン-イレブン記念財団が運営する「高尾の森自然学校」の森林整備エリアにおいて、社員やその家族とともに、森林整備やインセクトホテル観察、敷地内で採取した竹などを利用したクラフトワークを実施しました。また「高尾の森自然学校」で採取した木の枝などを使い、現地での活動に加え、森から離れた地域でもオンラインで生物多様性保全活動に参加できる取り組みを拡充しています。2023年度は国内の日立ハイテクグループ各社の有志社員により、ランプシェードの作製を実施しました。

次世代により良い自然環境を手渡すために

2024年、「日立ハイテクサイエンスの森」が、環境省より「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」として環境省の「自然共生サイト」に認定されました。また、国際データベースであるOECMにも登録される予定です。加えて「日立ハイテクサイエンスの森」では、インセクトホテル(昆虫の越冬のための場所)の設置にも力を入れています。有志社員による自然観察会のメンバーがインセクトホテルを観察したところ、昆虫がいた形跡も確認することができました。当社グループは今後も、人と自然が共に豊かになる未来の実現に向けて取り組みを加速していきたいと考えています。

インセクトホテル

インセクトホテル

アンケート・お問い合わせ

アンケート

今後のMATERIALITY BOOK作成に活かすため、是非アンケートにご協力をお願い致します。


記事に関する問い合わせ

お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ区分で「CSRに関するお問い合わせ」をご選択ください。