フィルムは買い物袋といった生活に身近なものから、スマートフォンをはじめとする電子部品用途、さらには医療用途など多岐にわたる市場で活用されています。より多機能化が求められる状況でフィルムの性能評価や品質管理は非常に重要です。
本セミナーでは、日立ハイテクグループが取り扱う製品によるフィルムの精確な管理・評価技術とそれら分析データのデータ分析支援サービスについてご紹介いたします。どうぞ奮ってご参加ください。
2021年1月20日(水)~ 2021年1月21日(木)
2021年1月20日(水)10:00 ~
2021年1月21日(木)18:00
*本Webセミナーの開催時間帯であれば、再生・一時停止・再聴講など、お客様のご都合に合わせて視聴いただくことが可能です。
WEBセミナー(録画)形式となります。
開催日前日に、視聴用のURLをご案内いたします。
無料
200名
* 原則として、先着順とさせていただきます。
受付は終了いたしました。
多数のお申し込みをいただき、誠にありがとうございました。
株式会社日立ハイテク 事業戦略二部
担当 鹿野 / 木村
受付は終了いたしました。
多数のお申し込みをいただき、誠にありがとうございました。
時間 | テーマ/内容 |
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2021年1月20日(水)10:00 ~ 2021年1月21日(木)18:00 | *本Webセミナーの開催時間帯であれば、再生・一時停止・再聴講など、お客様のご都合に合わせて視聴いただくことが可能です。 |
演題1 (20分) |
熱分析によるフィルムの熱特性評価 熱分析は、プラスチック、ゴム、オイル、食品、医薬品、化粧品、金属、セラミックスなど様々な材料分野において熱特性評価に利用されています。熱特性には、ガラス転移や融解、膨張率など、構造に由来する特性があり、フィルム材料の開発・設計においては重要な評価要素です。本講演では、高分子フィルムを取り上げ、ガラス転移や融解などによる軟化挙動、熱膨張、収縮などの測定事例を紹介します。 日立ハイテクサイエンス アプリケーション開発センタ 下田 瑛太 |
演題2 (20分) |
MOCON社製ガスバリア試験装置によるフィルム評価 フィルムの酸素透過率や水蒸気透過率は、食品等の包装材だけでなく、エレクトロニクス分野、建材などでも利用されている物性評価項目のひとつです。米国MOCON社製ガスバリア試験装置によるガス透過率測定手法はバリア技術の専門書に”MOCON法”と紹介される程、広く普及した測定手法です。本講演では、MOCON法の測定原理、装置ラインナップ、データ例を紹介いたします。 日立ハイテクサイエンス アプリケーション開発センタ 高橋 秀裕 |
演題3 (20分) |
分光光度計を用いたフィルムの測定方法とアプリケーションのご紹介 分光光度計は、透過率、反射率の分析装置として研究・開発、品質管理などで用いられています。透過・反射測定方法はフィルムの散乱や蛍光、偏光などの特性を考慮し実施する必要があります。また得られたデータから可視・日射、色彩、散乱特性評価のアプリケーションをご紹介いたします。 日立ハイテクサイエンス アプリケーション開発センタ 栗田 浩二 |
演題4 (20分) |
ナノ3D計測ツール(CSI,AFM)を活用したフィルム解析アプリケーションのご紹介 フィルムはディスプレイ材料など光学用途や電子材料用途など様々な製品に使用されています。フィルム表面の接着性や防眩性を管理するために表面粗さは重要な評価項目です。本講演ではAFMやCSI(白色干渉顕微鏡)を用いた表面粗さ評価をはじめとした3D計測とCSIによる非破壊での内部異物評価を含めたフィルムアプリケーションをご紹介いたします。 日立ハイテク 解析ソリューション開発部 柳川 香織 |
演題5 (20分) |
SEMを用いたフィルム評価例のご紹介 ~フィルム評価のための前処理および解析・分析例~ 高分子試料、中でもフィルムにおいては反射防止や特定波長光の遮断など各種機能を付与した複合フィルムにおいて、SEMを用いた微細構造評価の需要が増加しています。一般的にフィルム試料は熱に弱く、導電性も低いため、SEM評価ではダメージを与えない観察・分析手法や、最適な断面作製方法の検討が重要となります。今回はSEMを用いたフィルムの表面/断面評価事例を、試料前処理方法を含めご紹介いたします。 日立ハイテク 解析ソリューション開発部 稲木 由紀 |
参考動画 (10分) |
「材料データ分析環境提供サービスの特長」 ~AIを利用した材料開発プロセスへのご提案~ 従来の開発では、新規の素材、材料を開発する際に、膨大な実験から試行錯誤的に目的となる実験条件を探していましたが、日立が提案する材料開発ソリューションは、膨大な実験データにAIを適用することで最適な実験条件を提案することができ、材料開発に要する時間を短縮することができます。(日立製作所 公共システム事業部) |