2020年12月15日
肥料の分析は、肥料等試験方法(独立行政法人 農林水産消費安全技術センター)に よって試験方法がまとめられています。この試験方法における金属等の分析は、フレーム原子吸光光度法、誘導結合プラズマ(ICP)発光分光分析法、およびICP質量分析法が取り上げられています。ここでは、肥料中の保証成分量・主成分量および有害成分量の分析に多く用いられているフレーム原子吸光光度法とICP発光分光分析法について、測定のノウハウと実際の測定例についてWebセミナーによりお届けします。なお、測定のノウハウについては、食品分析等のさまざまな分析にも応用可能です。
1月25日までの期間限定配信となりますので、この機会にぜひご視聴ください。
2020年12月17日(木)~2021年1月25日(月) 17:00
Webセミナー
※オンデマンド配信にて、上記期間中のお客様のご都合に合わせて視聴いただくことが可能です。
無料
本セミナーは終了しました。
フレーム原子吸光光度法を用いた肥料中の加里(K)や苦土(Mg)などの保証成分・主成分、カドミウムやクロムなどの有害成分の試験法は、妥当性確認レベルの高いType B法に分類されており、信頼性の高い分析方法として扱われています。ここでは、フレーム原子吸光光度法により測定を行う際に高い信頼性を維持するための留意点と肥料の実測定例について解説します。
ICP発光分光分析法は肥料中の主成分量や有害成分量の測定に用いられています。試験法に記載されている分光方式や測光方式の違いによる測定の留意点と肥料の実測定例について解説します。ICP発光分光分析装置を初めて扱う人から既に現在使用されている方まで、全ての方の参考になる情報を提供させていただきます。