日立ハイテクグループは、2005年から60年間にわたる育林活動の中で「日立ハイテクやさとの森」を更に豊かな森へ改善するため、2020年から自然再生へのアップデートプランを進めています。
昨年10月、「日立ハイテクやさとの森」を林内踏査し、その地域に自生する植物の種から導入候補を選定し、植栽することを決めました。
今年5月、森の一部をより生物が生息しやすい環境へ転換するために、ヒノキ林を伐採し採光エリアを設け、選定した落葉広葉樹等の苗を植栽しました(8種18本導入 ヤマザクラ、ハクウンボク、ムラサキシキブ、ウリカエデ、ガマズミ、ヤマツツジ、アオハダ、シモツケ)。
今後定期的にそれらの成長を監視し、森の改善を体感していきます。また、野鳥の飛び交う森にするために、巣箱の追加設置を行い、監視カメラによる観察も継続しています。
16名の参加者は、「日立ハイテクやさとの森」まで片道約1時間歩き、樹木・野草の植栽やヒノキ伐採などの育林活動で汗を流しました。自然との対話から生物多様性保全の重要性を実感し、有意義な活動となりました。
導入種のガマズミは秋に赤い球状の実をつけます
青色球状の実のムラサキシキブを植えています
導入種の植栽の説明をしています
記念撮影