「日立ハイテクサイエンスの森」でインセクトホテルの観察と新規ホテルの設置を実施
日立ハイテクサイエンス富士小山事業所(静岡県駿東郡)内にある「日立ハイテクサイエンスの森」では、スギ・ヒノキの人工樹林をかつて人々の暮らしと共にあった里山として再生し、より生物が生息しやすい環境へ転換する生物多様性保全活動を行っています。
活動の一環として、2021年度から、昆虫の棲み処としてのインセクトホテルの製作・設置を実施しています。今年度は、11月2日(水)に、14名の社員有志が、既設ホテル内に詰めた木の枝や竹などの観察とリニューアル、および2つ目のホテルの新規製作・設置を実施しました。
新規ホテルの枠組みは、事業所製品の運搬に使用された廃材を使用し、組み込む材料は事業所敷地内にある森から収集し、松ぼっくり、木材や枯れ枝、竹、枯れ葉等自然の材料を活用しました。
既設ホテルの観察では、インセクトホテル内に詰めた木の枝等に開けていた多くの穴が越冬準備のためか埋まっており、来春の生息状況調査への期待が膨らみました。
また、森のメインエリアにおいて、在来種の生育環境を守るため、外来種であるセイタカアワダチソウの駆除作業も実施しました。
今後も活動を継続し森を充実させ、多様な生物を呼び込み、生息状況を見守って行きます。