―日本・アゼルバイジャン外交関係樹立30周年記念交流事業―
【日・アゼルバイジャン友好年ロゴ】
株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク)は、日本とアゼルバイジャン共和国との外交関係樹立30周年を迎える本年、「日アゼルバイジャン友好年2022*1」を記念した交流事業の一環として、アゼルバイジャンの現地学校8~13歳の生徒たちを対象とした理科出前授業を2022年2月から11月までに全4回オンラインで開催いたします。アゼルバイジャンの現地学校を対象に、Hitachi High-Tech RUS Limited Liability Company(日立ハイテクロシア、モスクワ)からオンラインによる出前授業を行いながら、日立ハイテク本社(東京都港区)に設置している卓上型電子顕微鏡を現地生徒たちに遠隔操作してもらうなど、3拠点を同時に接続して実施する予定です。
日立ハイテクは、本事業への参加を通じ、アゼルバイジャンの生徒たちにミクロの世界を通じた理科の楽しさを伝えることで、科学研究を担う次世代人財の育成に貢献します。
日程 | 開催都市 |
---|---|
2022年2月18日(金) | バクー |
2022年5月20日(金) | シャマヒ |
2022年7月8日(金) | バクー |
2022年11月11日(金) | シェキ |
日立ハイテクグループでは、21世紀の国際社会の共通ルール・達成目標に位置付けられているSDGsを踏まえ、自社の事業を通じ社会課題解決のために取り組むべき重要課題を特定しています。その1つに「科学と産業の持続的発展への貢献」を設定しており、事業を通じて培ってきた「見る・測る・分析する」という日立ハイテクのコア技術、および製品を活用した理科教育の振興支援などを通して、次世代の科学研究を担う人財育成に貢献しています。
最先端の電子顕微鏡を開発・販売してきた日立ハイテクグループは、コンパクトながらも高倍率・高精度に試料観察・分析が可能である自社の卓上電子顕微鏡を活用し、小・中学校への出前授業や科学館・企画展への装置貸出などを行うことで、教育現場で子どもたちが身近なものをミクロのスケールで見られる体験を提供し、科学技術への興味関心を喚起するための理科教育支援活動を2005年から実施しています。
この活動は国内にとどまらず、中国、シンガポール、インドなどにおける出前授業や、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどでの装置貸出を通じた理科教育支援など、今や世界の28ヵ国に広がっており、これまでに24万人以上の児童や生徒達が参加しています*2。2017年の「ウクライナにおける日本年*3」や、2018年の「ロシアにおける日本年*4」では、記念事業の一環として、卓上型電子顕微鏡を使用した出前授業や理科イベントを現地の生徒や学生向けに開催しました。そして2020年以降、オンラインによる理科教育支援活動の機会が増加する中、今回の記念交流事業についても、オンライン出前授業を通じた参加が実現しました。
今後も、日立ハイテクは理科教育支援活動を通して科学・研究開発分野を担う次世代人財育成のために、さまざまな関連団体と協力しながら、教育現場の課題解決に貢献し、社会・環境価値の創出に取り組んでまいります。
日立ハイテクは、2001年、株式会社日立製作所 計測器グループ、同半導体製造装置グループと、先端産業分野における専門商社である日製産業株式会社が統合し、誕生しました。
医用分析装置、バイオ関連製品、分析機器の製造・販売を行う「アナリティカル・ソリューション」、半導体製造装置、解析装置の製造・販売を行う「ナノテクノロジー・ソリューション」、社会・産業インフラ、モビリティなどの分野において高付加価値ソリューションを提供する「インダストリアル・ソリューション」の3つのセグメントで、グローバルな事業展開を行っています(2021年3月期日立ハイテクグループ連結売上収益は6,063億円)。
詳しくは、日立ハイテクのウェブサイトをご覧ください。
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