―サプライチェーン全体のCO2削減への取り組みが評価―
株式会社日立ハイテク(以下、日立ハイテク)は、このたび、グローバルに環境調査・情報開示を実施する非営利団体CDP*1(本部:英国)から、「サプライヤーエンゲージメント評価(SER)」において最高評価にあたる「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されました。これは、日立ハイテクのサプライチェーン全体における温室効果ガス排出量の削減活動が評価されたもので、日立ハイテクとして今回初めての選定となります。2021年度、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定された企業は上位8%にあたる約500社(うち日本企業は105社)です。
日立ハイテクは、2021年12月にCDPから気候変動、および水リスクともに上位から2番目のAー(リーダーシップレベル)に認定されましたが、今回はそれに加えての選定となりました。
「サプライヤーエンゲージメント評価」は、どのように企業が気候変動課題に対して効果的にサプライヤーと協働しているかを評価するものです。CDP気候変動質問書(完全版)に回答した各企業は、4つの分野の質問(「ガバナンス」、「目標」、「スコープ3管理」、「サプライヤーエンゲージメント」)への回答内容に基づいて評価されます。
日立ハイテクグループでは、日立グループの一員として環境ビジョンと環境長期目標「日立環境イノベーション2050*2」達成のために2030年度までに事業所(ファクトリー・オフィス)におけるカーボンニュートラルを実現し、さらに2050年度までにバリューチェーン全体を通じてカーボンニュートラルを達成することを目標に掲げ、取り組みを推進しています。この取り組みの中で、日立ハイテクは2018年度からこれまでに4つの事業所でカーボンニュートラルを達成しています。
また、日立ハイテクは、サプライチェーン全体における温室効果ガス排出量の削減にも取り組んでいます。具体的には、「日立グリーン調達ガイドライン*3」を調達パートナーなどの協力会社と共有し、環境保全活動の推進や環境負荷低減を取引先に依頼することで、温室効果ガスの排出抑制やエネルギー効率の向上など、気候変動課題への取組みを求めています。
日立ハイテクグループは、このたびのサプライヤーエンゲージメント評価(SER)での「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」選定を励みに、グループ会社および協力会社とともに、カーボンニュートラルへの取り組みを推進し、今後も社会・環境価値の創出をめざしてまいります。
日立ハイテクは、2001年、株式会社日立製作所 計測器グループ、同半導体製造装置グループと、先端産業分野における専門商社である日製産業株式会社が統合し、誕生しました。
医用分析装置、バイオ関連製品、分析機器の製造・販売を行う「アナリティカル・ソリューション」、半導体製造装置、解析装置の製造・販売を行う「ナノテクノロジー・ソリューション」、社会・産業インフラ、モビリティなどの分野において高付加価値ソリューションを提供する「インダストリアル・ソリューション」の3つのセグメントで、グローバルな事業展開を行っています(2021年3月期日立ハイテクグループ連結売上収益は6,063億円)。
詳しくは、日立ハイテクのウェブサイトをご覧ください。
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