2020年7月1日
株式会社日立ハイテクサイエンス(取締役社長:伊東 祐博/以下、日立ハイテクサイエンス)は、日立ハイテクアナリティカルサイエンス会社(取締役社長:Dawn Brooks/本社:英国)が製造する卓上型および据置型の固体発光分光分析装置(OES)製品の日本国内販売を7月1日から開始します。
固体発光分光分析装置は、固体金属の成分分析装置で、短時間で組成測定ができることから、製鉄や鋳造、ダイカストなどで広く用いられています。
今回販売開始するシリーズでは、検出器にCCDセンサ/CMOSセンサを採用したモデルを取りそろえ、品質管理から研究開発まで、幅広い用途をカバーしています。同センサを採用することでコンパクトな光学系の設計を可能にし、卓上に設置が可能な装置サイズを実現しており、設置場所を選びません。コンパクトなサイズながらアルミニウムや亜鉛などのダイカスト材料の合金種判定や分析はもちろん、鉄鋼中の炭素や、微量有害元素である窒素の分析も可能にしています。
日立ハイテクサイエンスは、固体発光分光分析装置を国内市場における製品ラインアップに加えることで、今後一層、多様な分析ニーズに応えていきます。
CMOS検出器搭載により、より精度の高い分析を可能にしたフラグシップモデルです。
新たな光学系によりシリーズ最高の精度ながら、コンパクトになった筐体は卓上に設置が可能であり、研究、品質管理、品質保証と様々な場面で活躍できます。
CMOS検出器搭載のハイエンドモデルです。従来のCCDセンサ搭載のFOUNDRY MASTERと比較すると2倍の解像度を有しています。
メンブレンポンプを採用し、日常のメンテナンスを軽減しています。
CCD検出器搭載のエントリーモデルです。汎用機でありながら、高い検出感度で鉄鋼中の窒素(N)検出も可能な、鉄鋼、鋳鉄、非鉄、ダイカスト対応モデルです。
CCD検出器搭載の品質管理の決定版です。鋳鋼はもちろんダイカスト材であるADCやZDCの成分管理に最適であり、コストパフォーマンスに優れています。
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