よくある質問FAQ
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機能について
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Q.化合物データベースにはどれくらいのデータが収録されていますか。A.2024年8月時点では既存化合物:約1億1,100万件、新規化合物1,200万件となります。化合物データベースのアップデートは半年に1回を想定しております。
既存化合物数:1億1,100万件
特許収録数:5,100万件
論文収録数:4,000万件
新規化合物:1,200万件
特性数:87種類 -
Q.サポートしている特許は何カ国ですか。A.US/EP/WOに加えて、JP/CN/DE/HU/NO/RU/AT/BR/DK/ES/PLなどの105ヶ国・地域の特許を活用することができます。
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Q.CIに自社データを取り込むことは可能ですか。A.公開データのみの取り扱いを基本とさせていただいております。
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Q.特性は何種類ありますか。A.2024年8月時点で87種類の材料特性、生化学特性情報を収録しております。それぞれの特性について、予測値も出力することが可能です。
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Q.特性の種類は今後増えますか。A.随時追加しております。また、リクエストいただいた特性も、製品アップデートにて追加可能な場合がございますので、一度ご相談ください。
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Q.探索AIがおこなう「掛け合わせ探索」の原理は何ですか。A.134次元の有機構造・無機元素の特徴をベクトル化して、特徴ベクトル間のユークリッド距離を計算する、説明性を重視した計算法を採用しております。特徴ごとに重み付けて探索することも可能です。
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Q.掛け合わせ探索とはAとBを掛け合わせた複合材や混合物を探索するということですか。それともAとBに近い構造を探索するということですか。A.両方のパターンを同時に探索可能です。AとBの2系統だけでなく、混合物は最大4系統の掛け合わせ、構造は最大64系統の掛け合わせを探索可能です。複合材は指定した全系統の化合物を共通に含む特許を表示します。(2024年8月現在)
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Q.有機、無機いずれも対応していますか。A.はい、いずれも対応しております。
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Q.モノマーだけでなくポリマーにも対応していますか。A.ポリマーを構成するモノマーを指定化合物として入力頂くことで探索いただけます。代表的なポリマーであればフィルタも対応可能です。
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Q.目的とする特性から探索することはできますか。A.はい、可能です。探索の起点となる化合物を最低1つ指定していただく必要はありますが、CIがもつ87種類の特性で良特性の化合物を探索することができます。
導入について
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Q.どのように探索するのかデモを見ることは可能ですか。A.可能です。無機材、有機材、生化学、天然材のデモを20種類以上ご用意しておりますので、まずはお問い合わせからご相談ください。
お問い合わせフォームはこちら -
Q.PoCはどのように進めていくのですか。A.最初の1カ月でCIの機能や操作方法をご理解いただくためのレクチャーをおこない、お客様がCIを駆使して主体的に探索を実施いただけるよう支援します。残りの1カ月で、お客さまのご研究内容に沿った探索テーマで十分に検証していただけます。PoC期間中は定期的にお打ち合せを実施し、探索方法のご相談や疑問点の解消など、PoCをスムーズに進めていただけるよう支援します。詳しい進め方に関してはお問い合わせください。
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Q.PoCを進めるにあたり、自社で準備するもの、提供する情報は何ですか。A.CIをご利用いただくためのPC端末およびインターネット環境が必要です。また、PoCプランの策定のため、探索したい材料・化合物に関する情報をご準備ください。詳細についてはお問い合わせください。
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Q.探索代行は何回までという制限はありますか。A.最大3回まで探索代行が可能です。
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Q.CI導入後のサポートはどのようなことをしてもらえるのですか。A.ご利用に際しての操作方法のレクチャーなどをご支援します。また、材料探索に関わるご相談を承っており、有償オプションにて材料開発コンサルティングや探索代行サービスもご提供しています。
特長について
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Q.既存化合物や特徴を入力したら、特性値の傾向や新規構造の提案、関連特許の出力にはどれくらいの時間がかかりますか。A.探索条件にもよりますが、数分〜数十分程度となります。
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Q.材料開発のプロセスの上流工程でCIを活用することは、そのあとの工程にどのような影響があるのでしょうか。A.開発プロセスの早い段階でCIを活用することで、成功確率が高いと見込まれる化合物を選択できるため、実験後の手戻り軽減が期待できます。さらに、化合物に関連する特許情報をあわせて参照可能なため、権利侵害のリスクを低減した化合物選定も可能です。
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Q.CIの活用において、自社でデータを何も保有していなくても問題ないでしょうか?A.お客さまにてデータをご準備いただく必要はございません。CIでは膨大な特許文献などの公開情報からNLPを用いて独自の化合物データベースを構築しており、これを用いて良特性の化合物や特許空白地帯を探索し戦略的な研究開発に役立てていただくことができます。
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Q.一般的に言うMIと、日立ハイテクのCIは何が違うのでしょうか?A.一般的なMIでは過去に蓄積した実験データなどを解析し、材料の配合率、組成、製法予測などをおこないます。CIではMIが対象とする工程よりも上流工程に当たる材料選定の段階で、膨大な化合物候補の中から良特性が見込まれ、かつ他社権利侵害リスクの低い化合物を選定することが可能です。CIでは特許文献などの公開情報からNLPを用いて独自の化合物データベースを構築しており、お客さまにてデータを準備いただく必要はございません。
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Q.CIとMIの併用で、なぜ成功率がアップするのですか。A.開発プロセスの早い段階でCIを活用することで、良特性が見込まれ、かつ他社権利侵害リスクの低い材料・化合物の選定が可能です。さらにCIで選定した材料・化合物の最適な配合比や製法等をMIで解析することで、実験・研究の成功率アップおよび研究プロセスの効率アップが期待できます。
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Q.文献探索系のソリューションは他にもあると思いますが、CIは何が違うのですか。A.CIは単純に文献を化合物名称などのテキストで検索するのではなく、化合物の構造的特徴をベースとした探索をおこない、その化合物・複合材に関連した特許情報を表示します。そのため、目的の特性を達成する可能性が高く、特許侵害リスクの低い化合物・複合材を網羅的に探索することが可能です。対象となる特性の種類が80種類以上と豊富な点も特長です。
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Q.自社ではデータサイエンティストの人材が不足しており、AIのリテラシーもそれ程高くありません。それでもCIを活用することは可能ですか。A.CIは、AIやデータサイエンスの知識がなくともお使いいただけます。
その他
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Q.新規化合物生成AIが生成した化合物の特許は日立ハイテクが取得しているのですか。A.いいえ。弊社では特許申請はおこないませんので、新規化合物生成AIが生成した化合物の有効性をご確認された場合は発見者さまにて特許申請していただくことができます。
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Q.材料開発を日立ハイテクと一緒に進めていくことは可能ですか。A.はい、可能です。月間/年間ライセンスの有償オプションとして、材料開発コンサルティングや探索代行サービスをご提供しています。
サービスの詳細につきましてはお問い合わせください。
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