平素より日立ハイテクニュースレターをご覧頂き有難うございます。
今回は弊社日立ハイテクの海外グループ会社VLC Photonics S.L(以下VLC社)で進めている新規測定設備導入状況をご紹介いたします。
VLC社は光集積回路/PIC(Photonics Integrated Circuit)開発を行うお客様に対して光学/電気特性評価サービスをDie Level, Wafer Level双方で提供しております。
昨今、光集積回路のApplication適用も進んできており、量産化に至るケースが増えてきております。
特に光通信市場ではSiモジュレータやInPモジュレータの他、LNOIやPolymarといった異種材料とSiとの集積による高速Modulator/Photodiodeの開発が進んでおり、その特性評価も重要度を増しております。
そしてこの度 、VLC社ではこのような高周波測定の評価サービス需要に応じて、新規にLCA(Lightwave Component Analyzer)を導入致しました。
- メーカー：Keysight社製
- 製品：光コンポーネントアナライザ
- 型番：N4372E
- 測定帯域：up to 110GHz
- 設備導入状況：インストール完了済み
この新規設備導入により、昨今光ネットワーク・データセンターで導入が進んでいるbeyond 100Gbaud製品の高周波測定に対応をすることが可能となりました。
またDie Levelだけでなく、Wafer Levelでの測定にも対応が可能なため、量産対応時のWafer歩留り・工程投入前にKGD(Known Good Die)の判別にも寄与することができます。
これは皆様がお持ちの光集積回路に関するお困り事に対し、VLCが対応させて頂けるほんの一例で御座います。
以下リンクをご覧いただき、お問い合わせ・お引き合い頂けます様、何卒よろしくお願い申し上げます。
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/materials-components/electronics/optical/vlc.html
何卒宜しくお願い致します。
株式会社日立ハイテク
ビジネスインテグレーション本部
オプトコミュニケーション部