平素より日立ハイテクニュースレターをご覧頂き有難うございます。
今回は弊社の仕入れ先様であるアルプスアルパイン㈱、周様より開発製品のご紹介を頂きました。
アルプスアルパイン(株)電子部品マーケティング部 3グループでレンズの製品企画など担当しています周と申します。
FAC(Fast-Axis Collimator lens)レンズ(シリンドリカルレンズ)は、レーザーダイオード(LD)や光ファイバ通信などで応用される光学デバイスです。
高出力のLD光は楕円形状になり、発散角が大きい方を高速軸(Fast axis)、発散角が小さい方を低速軸(Slow axis)と言われています。
FACレンズはこの発散角の大きい方をレンズを通して効率良くコリメートするために使用され、当社では産業用レーザー、光通信用ポンプレーザー、光増幅器等に採用実績が有り、さらに車載向けLiDAR等への展開を今後考えております。
当社は、高品質な寸法精度に対応し、高い生産性の特徴を持つガラスモールド工法を採用しております。
また、お客様の組立工程における工数の簡易化を目的に光源高さ、光路長、パッケージ寸法等の要求に柔軟に対応し、様々な形状への対応が可能です。
また、お客様の工程における「部品点数の削減」や「省スペース化」を目的に、非球面レンズ+シリンドリカルレンズ、ミラー付き、鏡筒付き、FAC+SACなど複合部品の開発検討も行っております。
関連リンク:
https://www.hitachi-hightech.com/jp/ja/products/materials-components/electronics/optical/alap.html
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株式会社日立ハイテク
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