産業技術総合研究所(臨海副都心センター)
2017/2/25
産業技術総合研究所(臨海副都心センター)にて卓上型電子顕微鏡「TM3030」を使った子ども向けイベントを実施しました。今回のイベントは、日本顕微鏡学会関東支部が企画したもので、「第41回日本顕微鏡学会関東支部講演会向けSEM体験教室」の市民向けプログラムのひとつです。日立ハイテクが協力し、「TM3030」でサンプルを見るデモンストレーションを行いました。
イベントには小学校3年生~中学1年生の子どもたちを含む22名の市民が参加し、大盛況でした。
(観察資料:珪藻)
(観察資料:アリ)
参加者は、果物の断面に似た珪藻や蟻の複眼、塩と砂糖の結晶の形の違いなどを見て、驚きの声をあげていました。普段身の回りに存在しているものを電子顕微鏡で大きくしてみると、全く違う姿が見えます。
「中身はこんな風になっています」と装置カバーを開けて電子銃部分を説明しています