北京
2020/11/20
日立ハイテク上海会社と日立ハイテクダイアグノスティクス上海会社は2020年11月20日に、北京の日本人学校で、中国初の卓上型顕微鏡によるリモート授業を開催しました。
授業に参加してくれたのは、中学1~3年生の39名(うち1名はオンライン授業)。コロナウィルスの影響で、自宅から参加する生徒もいる中、理科の授業で生徒たち全員に「ワクワク」した体験をしてもらうため、今回は教室に持ちこんだ卓上型電子顕微鏡の操作体験だけでなく、北京の教室と日本の日立ハイテク本社ビルに設置したリモート機能を搭載した卓上型電子顕微鏡をオンラインで接続し、リモート観察体験も同時に行いました。
リモート観察体験では、4種類のマスクの特徴について、北京の教室からリモート操作で観察することができました。教室に設置した装置の操作体験では、生徒たちが観察したいものをその場で観察してもらいました。社員が操作方法を教えると、初めて触る生徒たちも上⼿に操作して、葉の気孔、消しゴムのカス、髪の⽑など、興味深く観察していました。
日立ハイテク上海会社は、これからも⽇⽴グループ各社との連携開催も含めて、子供たちの理科に対する興味、関心を喚起する、新たな理科教育支援活動に挑戦していきます。
北京の教室と日立ハイテク本社をつないで行ったリモート授業の様子
卓上型電子顕微鏡について説明する日立ハイテク上海会社の社員
リモート観察を体験している生徒