特集第7回
昆虫の脚のひみつ
体のつくりには理由がある?
生き物の「体のつくり」は進化の過程で少しずつ変化してきました。
今回は「昆虫」の「体のつくり」のひみつについて、電子顕微鏡を使って考えてみましょう。
電子顕微鏡で見ると昆虫の種類によって脚のつくりが違い、生活の仕方や環境によって異なることがわかります。
昆虫の脚のつくりを見てみよう!
写真をクリックしてみてね!チョウ
チョウは、足先で草の匂いを感じて、幼虫が食べられる草かどうかを判断しています。
毛のような構造(感覚毛)が植物がもつ化学物質の匂いをかいでいるのです。
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ハエ
ハエは、粘液によって、ツルツルした場所や天井にもとまることができます。
細かな毛が集まっている構造(じょくばん)が粘液を分泌するのです。
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バッタ
バッタは、爪の間に吸盤のような構造が発達しています。
爪間盤(そうかんばん)が、つるつるした葉にくっつき、蹴りだすのに役立っています。
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トンボ
トンボは、爪の下の部分にトゲのような構造をもっています。
植物にしっかりつかまったり、とらえた獲物を逃さない働きがあります。
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