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日立ハイテク
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超高速液体クロマトグラフ ChromasterUltra® Rs

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新たな発見や研究を強力にサポート。これからの時代を担うUHPLC誕生!
すべてを、まったく新しく考える。
それはゼロから未来を描くことに他なりません。
先進技術により高分離・高感度の実現へ。
私たちのこうした大胆なアプローチがChromasterUltra* Rsを創り出しました。
UHPLCの未来は、今ここから始まります

* ChromasterUltraは、株式会社日立ハイテクの日本およびその他の国における登録商標です。

価格:お問い合わせください

取扱会社:株式会社 日立ハイテクサイエンス

特長

“HPLC”とは何か。分離分析の原点に立ち返り開発したUHPLC

高分離 -High Resolution

UHPLCカラムとして最長250 mmカラムを有するLaChromUltra IIカラムを新たに開発、システムボリュームを最小化したChromasterUltra Rsとの組み合わせにより優れた高分離性能を実現します。

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新開発のUHPLC用カラム(LaChromUltra II)とシステム耐圧140MPa により、理論段数50,000段以上の高分離分析、さらにカラムの直列接続による超高分離分析も可能です。

* カラムサイズごとに使用推奨流量範囲を設定しています。
カラムの分離性能を維持・発揮させるため、推奨流量範囲内でご使用ください。

高感度 -High Sensitivity

高感度ダイオードアレイ検出器、低脈動送液装置に加え、業界トップクラスの低キャリーオーバーを実現したオートサンプラが、高感度分析をサポートします。

【全反射型キャピラリー高感度フローセル】

従来機DADフローセルと高感度フローセル(オプション)の比較例
従来機DADフローセルと高感度フローセル(オプション)の比較例

分析対象となる類縁物質(不純物)などの微量成分を見逃すリスクを低減します。高感度フローセル(光路長:65 mm)の使用でS/N比の向上が可能です。

【ダブルコークミキサ】

バイナリポンプには、マイクロ流体工学を応用した新型ダブルコークミキサを搭載しています。
低容量でありながら高い混合性能を実現したため、グラジエント分析時に極めて安定したベースラインが得られ、より高感度な分析を可能にしました。

  • ダブルコークミキサの構造
    ミキサ内の流路が分岐・合流を繰り返すことで効率的な溶媒混合を実現しました。
    (ミキサ容量:55 μL)
ダブルコークミキサ流路図
ダブルコークミキサ流路図
グラフ

【キャリーオーバー】

オートサンプラのインジェクションポート周辺構造を最適化することで、低キャリーオーバーを実現し、仕様 0.001%以下を達成しました。

  • インジェクションポートのデッドボリューム低減
  • オートサンプラ専用の洗浄ポンプによる高流量洗浄を実現
  • ニードル内壁、およびインジェクションバルブ内の2液洗浄
  • インジェクションポートのバックフラッシュ機能を新規搭載
グラフ

快適な操作性 –Usability

【GUIコントローラ(オプション)】

GUIコントローラによる統括制御、ツールレスのカラム用MEMフィッティング、廃液タンク搭載などあらゆる面から分析する方々をサポートします。

GUI(Graphical User Interface)コントローラから全モジュールの操作が可能です。
カラー液晶モニタ(5.7インチカラー TFTディスプレイ、LEDバックライト)、タッチパネル方式を採用しているので見やすく、操作は簡単です。タイマー機能付き、分析前の準備運転(Wake up)、分析後の終了運転(Sleep)のプログラムを、それぞれ10種類作成することができます。
システムに接続されているすべてのユニットの消耗品使用状況を確認できます。

概要図

【MEMカラムフィッティング(オプション)】

日立独自のMEM(Moment Enhancing Mechanism)カラムフィッティングを新たに開発しました。
手締め可能な配管一体型フィッティングは、極めて少ないデッドボリュームで安全に140 MPaの耐圧性能を実現します。

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MEMカラムフィッティング
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カラム取り付けの様子

ラインアップ

  • ダイオードアレイ検出器(DAD)システム
  • UV-VIS 検出器システム
  • 6440蛍光検出器

関連データ

UHPLCからHPLCまで幅広い分析を実現する送液安定性

LBT制御を搭載し溶媒の体積弾性係数を補正することで、送液圧力、溶媒の種類に関わらず安定した送液を実現します。
5 µmカラム、3 µmカラム、1.9 µmカラムを使用した分析でも安定した分析が可能です。

バイナリポンプ構成図
バイナリポンプ構成図
グラフ

優れた再現性

高圧力下におけるグラジエント分析においても再現性の良い高分離分析が可能です。

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多くのペプチドピークが検出されるタンパク質消化物の分析でも再現性の良い分析結果が得られています。

類縁物質(不純物)の高分離分析

主成分と類縁物質の分離モデルサンプルとして、エリスロマイシン(14員環を基本骨格とするマクロライド系抗生物質)を使用し、HPLC カラムと、UHPLC カラムを用いて分析を行い比較しました。

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新開発UHPLC用高分離カラムを使用することで、より良好な分離結果が得られました。

* 日本薬局方で規定される「完全分離」は分離度1.5以上

液体クロマトグラフ(HPLC)の測定例を分野別に紹介します。

「HPLCの原理とシステム構成」から「各種検出法の特長」まで、知っておきたいHPLCの基礎を紹介します。

日立UHPLCの開発設計に従事した3名の技術者へのインタビューを紹介します。

ChromasterUltra® Rs による最新のアプリケーションを紹介します。

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