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日立ハイテク
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分析機器・科学機器遺産認定2013
170-70形 日立偏光ゼーマン原子吸光分光光度計

株式会社日立ハイテクは、2013年9月4日、一般社団法人日本分析機器工業会の第2回分析機器・科学機器遺産認定事業において分析機器・科学機器遺産認定2013の認定を受けました。

認定を受けた170-70形 日立偏光ゼーマン原子吸光分光光度計は、試料を炭素炉内で加熱し、発生した原子蒸気の光吸収によりμg/L(ppb)レベルの金属類の濃度を測定する装置。試料に磁場をかけて吸収線を分裂させることによりバックグラウンド補正を行う、ゼーマンバックグラウンド補正方式を採用した国内初のモデル。従来の重水素ランプバックグラウンド補正に比べて補正能力が優れており、当時公害問題にもなっていたカドミウム、ヒ素、鉛等の重金属汚染の測定に威力を発揮しました。
現在のゼーマン原子吸光光度計の先駆けとなった装置です。

分析機器・科学機器遺産について

一般社団法人日本分析機器工業会と一般社団法人日本科学機器協会にて、日本で創出された分析技術/分析機器や科学機器および、日本国民の生活・経済・教育・文化に貢献した分析技術/分析機器や科学機器を文化的遺産として後世に伝えることを目的に、「分析機器・科学機器遺産」の認定制度が導入されました。
以下のページで日立ハイテクグループの受賞製品をご紹介しています。