プロセスデータ収集・管理システムCyberBridge
特長
CyberBridge 機能概要
制御システムで収集したプロセスデータ・アラームデータ・帳票データを蓄積し、
豊富な表現力で分析・解析を実現します。
- 最速1秒周期の高速データ収集や最大10万点の大量データベースを構築*1
- 日立DCSをはじめとする各社制御システムと最大16システム接続
- 複数工場のトレンド、アラーム情報をWebブラウザ上で閲覧
- OPCサーバや、PLCからの製造実績をダイレクトに収集
*1 収集周期・蓄積要領・タグ数はPCの性能とHD容量を考慮する必要があります。
CyberBridgeパッケージ
トレンド
蓄積したプロセスデータをさまざまなトレンドで表示
- バイアス・ゲイン、カーソル位置データ表示など高機能のトレンド
- 最大28,800ポイントの表示プロットを実現、長期かつ細部のデータ解析が可能
- 画面イメージやトレンドデータはMicrosoft Excelに貼り付け
バッチトレンド表示・蓄積
バッチプラントに適したトレンド表示、分析・解析
- バッチ単位にプロセスデータを収集し、トレンド表示
- 過去バッチデータをローディングし表示
- 複数のバッチを表示し並べて比較可能
アラーム
アラームデータをマルチ表示・解析
- プロセス、オペガイド、設定確認のアラーム情報を一括表示
- 時系列、バランス、統計など多種グラフにてアラームをマルチ表示・解析
- アラームデータをMicrosoft Excelに貼り付け可能
帳票作成、日報、バッチ報出力
簡単に帳票を作成し、日報やバッチ報を印刷・ファイル出力
- Microsoft Excelにて帳票作成が可能
- 日締やイベントにて自動印字・ファイル出力
- コメント入力やデータメンテナンスが可能
- 帳票データをMicrosoft Excelシートに貼り付け可能
Microsoft Excel連携
プロセスデータをダイレクトにMicrosoft Excelシートへ出力
- Microsoft Excelメニューからダイレクト接続
- 感覚的な操作でMicrosoft Excelシートにデータを貼り付け可能
簡易グラフィック
グラフィック表示によりビジュアルにプロセスデータを監視
- 計器室から離れた事務所などにて、プロセス状態をリモート監視
- 汎用ソフトにて作成した画像ファイルから監視画面を構築
- 画面イメージをMicrosoft Excelに貼り付け可能
マルチウィンドウ
機能ごとにウィンドウにて表示、最大2画面表示
- ブラウザ上で、トレンドやアラームなどの各種画面をウィンドウ表示
- ウィンドウ表示によりタブ切り替えなしで複数画面表示が可能
Web表示
各拠点のCyberBridgeがもつ生産情報をWebブラウザを用いて閲覧することができます。
他工場や工場外拠点にクライアントマシンを配置することで、製造部門を超えたシステムの構築が可能です。
No. | 名称 | 機能 |
---|---|---|
1 | トレンド機能 | 指定したプロセスデータを折れ線グラフで表示します |
2 | アラーム表示機能 | 規定の時間単位で集計したアラームデータを表示します |
3 | バッチトレンド機能 | バッチNo.品種名称で管理したトレンドを表示します |
4 | 簡易グラフィック機能 | CyberBridgeサーバ上で登録したグラフィック画面をブラウザ上で表示します |
5 | 帳票表示機能 | Webサーバ上で登録した帳票フォーマットと収集データをブラウザ上に表示します |
*
Web表示については、下記機能には対応しておりません。
トレンド:プロットデータ表示、電子付箋、拡大縮小、指定範囲のアラーム表示
アラーム:項目集計グラフ、アラーム統計トレンド、イベントレコーダグラフ
インターフェース
CyberBridgeは、日立DCSをはじめ、OPCサーバやPLC*2と標準で接続が可能です。
また統合MESソリューション「CyberPlant」との連携により、製造実績と合わせて、手作業実績の管理も行えます。
*2 PLCは三菱電機製「MELSEC」となります。接続にはイーサネットユニット「QJ71E71-100」が必要です。
システム構成
Webシステム構成
ローカルエリア構成
*3
収集仕様によって収集サーバとWebサーバを2台に分ける場合があります。
拠点を越えてシステムを構築する場合、拠点ごとにCyberBridgeサーバ、Webサーバを配置する必要があります。