トロリ線(架線)はパンタグラフの摩耗を考慮しジグザグに設置されているため、広範囲に検測する必要があります。当社製品は、「トロリ線表面の摩耗(残存直径)」「トロリ線の位置(偏位と高さ)」を走行しながら検出。その他オプションとして「パンタ加速度(衝撃)」「周辺機器の異常」などの検測についても実績があります。
摩耗:トロリ線のジグザグ偏位
摩耗:トロリ線の残存直径
位置:トロリ線の偏位と高さ
車両に電力を供給する架線は、車両のパンタグラフに損傷を与えることも。架線の摩耗や損傷、高さといった変化を検知し、安定走行に寄与します。
トロリ線の摩耗状態、偏位位置等を、昼夜間に連続測定する装置です。リアルタイムにデータを処理するため、検測走行中に測定データの確認ができます。
非接触検出技術により高速高精度検測を実現
高い耐震性と、耐環境性能
リアルタイム処理によって検測結果をタイムリーに確認可能
営業車にも搭載可能
走行中に、トロリ線の状態(摩耗、高さなど)を計測するシステムにより、作業員による定例的なトロリ線計測(夜間)を省略。
照射光源に赤外線LEDを採用することにより、太陽光によるノイズを受けにくく、安定した計測が可能
トロリ線状態監視装置内にカメラとトロリ線の高さを検出する機器を新設しトロリ線の高さに応じてカメラのピントを調整して、高速走行時でも正確な計測が可能
レール(軌道)検測もトロリ線(架線)検測も、検測装置(車上)から取り出した検測データを地上システム(PC)に取り込むことにより、検測データの分析管理が可能です。