「自前でシステムを作る」が日本の製造業でのIoT導入の足かせか
今回はPTCジャパン株式会社さまをゲストにお招きし、「装置・設備へのIoT導入がもたらす製造業のDX効果とは?」と題し「Ledge.ai」(AI関連メディア)で開催されたウェビナーの模様をレポートします。
【目次】
- 製造業の半数以上、IoTやAIを導入していない
- 製品IoTの展望「事業戦略の抜本的な転換」が7割
- IoTプラットフォーム「ThingWorx」の3つのメリット
- 「自前でシステムを作る」が日本のIoT導入の足かせか
【概要】
「令和3年通信利用動向調査」によると、国内の製造業の半数以上がIoTやAIを導入していないそうです。その理由は「ビジネスモデルやシステムが不明確である」「人材が不足している」などです。
本稿では、IoTやAI導入の国内・海外での先進的な事例とその導入成果をご紹介するとともに、製造業の選択すべきIoTプラットフォームの特徴と導入成功の秘訣について説明しています。 また後半では、比較的にIoTが先行している北米やヨーロッパに対し、ARが先行している日本。こうした実情を鑑み、日本でIoT導入が進まない背景として、セキュリティの問題もあり製品IoTを手作りで始めるケースが多く、設計書をまとめるまで何カ月もかけてものづくりし、それをテストしてようやくリリース。開発まで相当の時間がかかることが一つの要因だと分析しています。
このような障壁をどう乗り越えたらいいのでしょうか。最後に各登壇者がアドバイスをしています。