現在の仕事内容(担当・ミッション)は?
所属しているサービス営業部では、国内外のお客様が使用されている製品の部品・消耗品の販売や、部品の製造側との納期交渉、製品の稼動状況を踏まえた部品の需要量の予測などを行っています。
私が主に担当しているのは、アメリカやヨーロッパのお客様です。製品の安定稼動のために部品は欠かせないため、お客様のご希望納期に合わせて部品をご提供することはもちろん、ヒアリングをしっかり行いながら需要予測を行っています。
海外のお客様とは毎月必ずテレビ会議を開催し、打ち合わせを行います。お客様先に出張することは、年に1、2回程あります。
会社に興味を持ったきっかけは?
会社説明会でサービス営業部の仕事を知り、海外のお客様と一緒に仕事ができるという点に惹かれました。私は幼い頃、アメリカのアイオワ州でホームステイを経験したことで、英語を使用する仕事がしたいという思いがあったのと、海外旅行が趣味なので、海外の方を相手にする仕事内容や、海外出張がある点は魅力的でした。また、会社説明会で先輩社員と話をして、具体的な仕事内容を直接伺うことができたのもきっかけの一つです。
入社の決め手は?
海外のお客様と関わることができる、そして海外出張の機会があることが決め手になりました。またこの部署は、新人の頃からお客様、社内のサービスエンジニア、部品の製造現場担当者など、多くの関係者と直接やりとりを行い、主体的に考え取り組んでいく仕事だと先輩から伺い、そのような点も自分の性分に合っていると思いました。
印象に残っている仕事のエピソードは?
昨年の10月頃から、医用機器の主要部品に関する需要予測を任され、工場の方と連携をして、部品の生産計画の運用に取り組んでいました。しかし、新型コロナウイルスの影響で需要が大きく変わってしまいました。このような不測の事態が発生した時の対処方法や、改善施策について学んだことが印象に残っています。
苦労した話、失敗談を教えてください。また、その苦労をどうやって乗り越えましたか?
やはり、新型コロナウイルスの影響で、部品の需要予測を大幅に見誤ったことです。失敗の理由の一つとして、需要予測を立てるにあたっての情報収集が不足していたことが挙げられます。製品の稼動現場の情報を頼りにしすぎていたことに気付き、さまざまな方面から情報を集めて予測すべきだったと痛感しました。現在はチャネルを広げて最新情報を逐一取得し、需要予測を精査した上で製造現場と協議しながら部品の安定供給に努めています。
入社後に何か必要になったスキルはありますか?
海外のお客様先に部品を輸出する業務があるため、貿易実務検定の資格を取得しました。また、部署全体に言えることですが、取り扱う製品の分野の知識を深めることが大切だと思います。まだまだ分からないことがあり、日々勉強です。
仕事をしていく上で、自分自身が成長した、変わったと思うところは?
知識を習得するのはもちろんですが、それをベースに自分はどう行動すべきか主体的に考え、発言できるようになりました。入社1年目はサービスエンジニアと一緒に製品教育を受け、担当製品についての知識をインプットしました。2年目は先輩に教わりつつ業務を行い、3年目の現在はこれまで学んできたことを活かしながら仕事を進め、積極的に先輩方に取り組みたいことについて自発的に言えるようになりました。比較的大規模な業務を任されるようになったのも、成長した点だと思います。
どんな点に働きやすさを感じますか?
グルーブ間で、協力体制が取れている会社です。休みも比較的取りやすいです。
仕事で一番大切にしていることは?
常に多角度的な、“眼・視点”を意識することです。お客様はもちろんのこと、製造現場や部門内のグループメンバーが何をどう考えているのか、全体を意識しながら進めていくことです。
仕事の魅力はどんなところにありますか?
生産計画や予算作成等で自分の提案したアイデアが採用され、運用まで落とし込むことができた時です。各国における製品の稼動状況や部品の消費量から将来的な部品の需要を予測するのですが、自身の見立てが部門や製造現場で承認され、その内容をもとに部品の生産計画が組まれたり、予算として成立したりするとうれしいです。その結果が評価されて「次回もよろしく」と言われるとさらに頑張ろうという気持ちになります。
将来の目標を教えてください。
直近の目標としては、ドイツに海外駐在することです。仕事では英語を使用することがほとんどですが、ドイツ語も学んでおいた方が良いかなと思っています。TOEICの点数アップも目標の一つです。
どのような方が向いていると思いますか?
何事にも興味を持てる人。コミュニケーションをよく取り、自分の意見を発信する方と一緒に働きたいです。
あなたにとって“日立ハイテクフィールディング”とは?
何事も「同心協力」な会社(何事も皆で協力し合いながら乗り越える)。業務時間内だけでなく、お酒の席も含めてコミュニケーションが取りやすく、良い意味で部下と上司の垣根を越えて親しくさせていただいています。