現在の仕事内容(担当・ミッション)は?
私が所属しているデジタル推進部では、社内各所からの要望や課題について検討し、新規システムの開発や既存システムの改修などを行っています。その中で私が主に携わっているのは、社内の情報共有の場であるイントラネットやワークフローシステムの開発・運用や、クラウド・IoTなどのツールを導入した業務効率化の提案、業務自動化を行うツール開発などです。
会社に興味を持ったきっかけは?
当社はサービスエンジニアが主体の会社ですが、私が合同説明会に参加した際、社内システム開発運用の職種で募集がありました。私は学校でプログラミングをメインで学んでいたこともあり、話を聞いてみたいと思ったのがきっかけです。企業ブースで採用担当の方と1対1でお話しする機会があり、より詳しい業務内容を聞いて興味を持ちました。
入社の決め手は?
業務内容はもちろんですが、福利厚生がしっかりしている点に惹かれました。有給休暇が年間24日と、私が見た他の企業よりも多く、また住宅支援制度も充実していました。また、退職金や企業年金、確定拠出年金もあり、仕事を続けていく上で、さまざまなサポートがあるのは安心です。さらに、採用担当者がとても熱心で、自分の仕事に誇りを持っていることが伝わってきました。そう感じるのは、きっと働きがいのある会社ではないかと思えたことだからだろうなと感じたのも決め手の一つです。
印象に残っている仕事のエピソードは?
私が入社して2カ月程経った頃、突然上司から「システム開発に最も重要なことは何か?」という質問を受けました。私は「欠陥がないシステムを作ること」と答えたのですが、上司から「もちろんそれも重要だが、それ以上に、依頼者の要望をきちんと理解した上でシステムを作ることが一番大事なこと」であると教えていただきました。当時、私には思いつかない考え方だったので、なるほど!と思いました。現在もその言葉を意識して、日々業務に取り組んでいます。
苦労した話、失敗談を教えてください。また、その苦労をどうやって乗り越えましたか?
ある時、担当していたシステム開発の途中で、修正が発生してしまったことです。依頼者の要望や意図を理解しようと努めていましたが、コミュニケーションや確認が不足していた面があったと、後で気付いて反省しました。修正の際は、状況を先輩方に詳しく報告し、協力をお願いして、開発の軌道修正を実施しました。軌道修正の仕方を学べただけでなく、その過程でExcelの高度な操作方法も知ることができたので貴重な経験になりました。この経験で得た知識は、今でも役に立っています。
入社後に何か必要になったスキルはありますか?
最初は、ビジネスメールの書き方、打ち合わせや仕事のスケジュール調整、資料作成などのスキルが必要です。新入社員導入教育などの研修や、実際に業務の中で学べば問題ありませんが、主体的に学んでいくことが大事だと思います。
仕事をしていく上で、自分自身が成長した、変わったと思うところは?
説明するスキルの向上です。学生時代は、部活でキャプテンや部長を務めていたことから、指示を出すことは多かったのですが、誰かに説明する機会は少なかったように思います。現在は、上司や先輩への業務の進捗報告はもちろん、依頼者に対してシステムの仕様を分かりやすく説明することも必要です。相手に伝えたい話を論理的に構成するスキルも重要です。
仕事で一番大切にしていることは?
部門を超えた同僚との良好な関係を大切にしています。技術はもちろんですが、良好な人間関係があってこそ、仕事が成り立っていくと感じています。
仕事の魅力はどんなところにありますか?
デジタル推進部の魅力は、社内のあらゆる業務に関わる機会があるところです。良いシステムを作るためには、相手の業務内容をきちんと理解する必要があります。その結果として、さまざまな業務を知り、知識を得ることに恵まれ、自己成長にもつながっています。
将来の目標を教えてください。
AIやロボットを導入し、各業務の自動化や効率向上を図りたいと思っています。それによって社内の方々の仕事を軽減させることが、私の第一の目標です。
どのような後輩が来てくれたらうれしいですか?
いろいろな方とコミュニケーションを取ることが好きな方。そして、素直で自分の意見を持っている方に来ていただけるとうれしいです。
あなたにとって“日立ハイテクフィールディング”とは?
“和”です。日立グルーブが大切にしている価値として、「和・誠・開拓者精神」という日立創業の精神があります。その中の一つを選びました。