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原子吸光光度計 アプリケーション

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日立ハイテクが長年蓄積した原子吸光光度計に関する測定手法、測定例の一部をご紹介いたします。
以下のリストのデータをはじめとした、さまざまなアプリケーションデータは、弊社会員制情報検索サイト「S.I.navi(エスアイナビ)」でご提供しています。

原子吸光光度計(AA):アプリケーションデータ 分野別分類表
下記アプリケーションデータを分野別に紹介しております。掲載元素もご覧いただけます。閲覧希望のデータがございましたら、弊社会員制情報検索サイト「S.I.navi」より詳細をご覧ください。
Data No. タイトル
AA128
  • 日立偏光ゼーマン原子吸光光度計ZA3000シリーズに搭載された、電気加熱炉法における新技術「ツインインジェクションテクノロジ」を紹介します。電気加熱炉法では、感度向上策のひとつとして試料量を増加する方法があります。しかし、試料量の増加に伴い乾燥時間を延長させる必要があるため、スループットが低下します。
    ツインインジェクションテクノロジは試料を2ヵ所に分けて注入することにより、試料と電気加熱炉(キュベット)の接触面積を増やすことで乾燥時間を延長させることなく、試料注入量を増加させることができます。ここでは、ツインインジェクションテクノロジを用いた河川水中の微量Sbの分析を紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 ZA3000シリーズ
  • キーワード:AA、ZA3000、ZA3700、ツインインジェクションテクノロジ、グラファイト、河川水、Sb
AA127
  • 汚泥肥料とは、排水処理施設やし尿処理施設などから生じる汚泥を原料とした肥料です。汚泥は窒素やリンなどの肥料成分を多く含み、価格が安いことなどから、汚泥肥料の需要は年々増加しています。その一方、汚泥は重金属などの有害成分を含有するおそれが大きく、有害成分の土壌への蓄積や作物への吸収が懸念されます。そのため、汚泥肥料は、表1に示すように肥料取締法によって有害成分の含有最大許容量が定められ、厳しく管理されています。また、カリや銅など主要成分の含有量を表示する義務があるため、主要成分・有害成分の測定は欠かすことができません。ここでは、汚泥肥料の主要成分および有害成分のうちフレーム原子吸光法での測定が定められているカリ全量(T-K2O)、石灰全量(T-CaO)、銅全量(T-Cu)、亜鉛全量(T-Zn)、カドミウム(Cd)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)および鉛(Pb)の全8成分の測定例を紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2010シリーズ
  • キーワード:AA、Z-2010、Z-2310、肥料、カリ全量、カリウム、酸化カリウム、石灰全量、石灰、カルシウム、酸化カルシウム、銅全量、銅、亜鉛全量、亜鉛、カドミウム、ニッケル、クロム、鉛
AA126
  • 作物の生育には、窒素・リン酸・カリなどの栄養分が必要で、これらが不足しないように肥料として栄養分を補う必要があります。肥料取締法において、肥料は特殊肥料と普通肥料に大別されます。普通肥料は肥料成分の最小含有量等が公定規格で定められており、肥料成分は形態別での成分量の記載が義務づけされています。
    ここでは、化成肥料の肥料成分のうち原子吸光法での測定が定められている水溶性カリ(W-K2O)、く溶性苦土(C-MgO)およびく溶性マンガン(C-MnO)の測定例を紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2010シリーズ
  • キーワード:AA、Z-2010、Z-2310、肥料、水溶性カリ、カリウム、酸化カリウム、く溶性苦土、マグネシウム、酸化マグネシウム、く溶性マンガン、マンガン、酸化マンガン
AA125
  • レアメタルであるモリブデンは、ハイテク製品の更なる機能向上のため高純度化が求められており、これを評価する高精度な分析法の開発ニーズも高まっています。
    ここでは、精度の良い測定データと安定したベースラインが得られる偏光ゼーマン補正法を用いて、高純度モリブデン中に含まれているAlおよびFeの測定した例を示します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2010シリーズ
  • キーワード:AA、Z-2010、高純度モリブデン、Fe、Al
AA124
  • 多くの電子部品に用いられている希土類元素は、有価資源として回収されるようになり、その回収品の評価に関して、安価でかつ迅速な分析方法の開発が求められています。
    ここでは、希土類元素のように長波長側で分析する元素についても、バックグラウンド補正が可能な偏光ゼーマン補正方法を用いて、携帯電話に用いられている磁石の分析を行った結果を紹介します。取り上げた元素は、Nd、Pr、Gd、およびSmです。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2010シリーズ
  • キーワード:AA、Z-2010、ネオジム磁石、Nd、Pr、G、Smd
AA123
  • リチウムイオン二次電池の正極材料であるコバルト酸リチウムの品質管理においては、Li/Coのモル比分析と不純物金属分析などが行われています。なかでも、リチウムは適当な固体測定法がないため、原子吸光などの溶液測定でのみ分析されています。偏光ゼーマン補正原子吸光法は、分析線が360nmを超える長波長においてもバックグラウンド補正ができます。ここでは、コバルト酸リチウム中のLi/Coのモル比分析と不純物金属測定の例を示します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2010シリーズ
  • キーワード:AA、Z-2010、コバルト酸リチウム、Co、Li、Cu、Fe、K、Mn、Pb
AA122
  • 平成20年11月にベビーフード自主規格第Ⅳ版(改訂版)が発行されました。分析手法として食品衛生指針の重金属の測定法(MIBK抽出-フレーム原子吸光光度法)が挙げられています。ここでは、有機溶媒の環境への影響を考慮し、マイクロウェーブ酸分解装置を用いて前処理したベビーフード2種類を分析した例を示します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2010シリーズ
  • キーワード:AA、Z-2010、グラファイト、食品、ベビーフード、As、Cd、Pb、重金属
AA121
  • 食品衛生法によりカドミウム及び鉛の溶出基準が決められているガラス製、陶磁器製及びホウロウ引きの器具や容器は、平成20年7月31日に規格基準が一部改正され(厚生労働省)、より低濃度を正確かつ安定して測定することが必要になりました。ここではホウロウ引きの鍋をこの規格に準拠した4%酢酸で溶出した溶液の測定例を紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2010シリーズ
  • キーワード:AA、Z-2010、ホウロウ引き、鍋、容器、Pb
AA120
  • 海産物中のヒ素は、無機ヒ素の他に有機ヒ素も含まれています。異なる化学形態から構成されたヒ素の全量分析を原子吸光法にて精度よく行うには、適切な前処理が必要になるほか、共存物の影響を取り除く必要があります。ここでは、海藻(ホンダワラ)を偏光ゼーマンバックグラウンド補正機能付き原子吸光光度計にて精度良く測定する方法を紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2010シリーズ
  • キーワード:AA、Z-2010、GA、食品、海草、ホンダワラ、As、NIES No.9
AA119
  • 乳幼児が接触するおもちゃは、食品衛生法により材質などの規格基準が定められています。厚生労働省は、平成20年3月31日に規格基準を一部改正しました。ここでは、この規格に準拠し、乳幼児用おもちゃを分析した例を紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2010シリーズ
  • キーワード:AA、Z-2010、おもちゃ、塗膜、pb
AA118
  • グラファイト炉原子吸光法では、再現性の良い原子吸収信号を得るために、測定溶液に対し、乾燥-灰化-原子化 といった工程を実施します。 市販されている装置には、一般に元素ごとに温度プログラムが組み込まれていますが、この初期条件はマトリックスの複雑な試料に対しては変更が必要な場合があります。試料に適したプログラムを構築するには、条件を入力し繰り返し検討する必要がありました。Z-2010ではこのような点を改善するため、乾燥・灰化・原子化の温度および時間を自動で構築する“温度プログラムム自動作成”機能を搭載しています。この機能により、これまで手間と時間を要していた温度プログラムの構築作業を、原子吸光測定の初心者でも簡単に行うことが可能となります。ここでは、この機能を用いた測定例を紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:海水、ヒ素、温度プログラム自動作成、マンガン
AA117
  • クロムは自然界に広く分布し、地殻中の存在度は平均100 mg/kg、天然水中の濃度は河川で0~0.1 μg/L、海水で0.04~0.07 μg/L程度とされています。通常、環境中に存在するクロムは、2、3、6価の価数をとっていますが、クロム酸、重クロム酸といった6価クロムの毒性は非常に高く、皮膚炎や腫瘍の原因になるだけでなく、発ガン性の疑いもあるとされ、有害物質として規制の対象となります。公共用水域の水質汚濁に係る環境基準において、6価クロムは0.05 mg/L以下と定められています。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:河川水、海水、6価クロム、固相抽出、NOBIAS、ジフェニルカルバジド
AA116
  • 健康に対する関心の高まりから、栄養補助食品(サプリメント)の需要が多くなり、様々な機能性を有した多くの種類のものが市販されています。これらのサプリメントの中には、生体にとって重要な役割を担っている銅、マンガンなど生体微量必須元素を含んだものがあり、含有する元素の精確な濃度管理が必要と考えられています。しかし、サプリメント中には、有機物をはじめとして無機塩など、測定の妨害となる夾雑成分が多く含まれており、測定時には、これらの干渉について十分に注意を払う必要があります。そこで、サプリメントなど食品中の共存成分由来のスペクトル干渉を補正可能な日立偏光ゼーマン原子吸光光度計を用い、サプリメント中の元素を分析した例を紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:食品、マンガン、サプリメント、鉄、亜鉛、銅
AA115
  • 鉄鋼中の金属を分析するための公定法としてJIS G1257「鉄及び鋼-原子吸光分析方法」が定められていますが、2000年3月に追補としてSb、As、Al、Sn、Seの電気加熱原子吸光光度法による分析法が加わりました。鉄鋼試料には大量の共存物が含まれており、JIS G1257ではこれら共存物による干渉を考慮し、As、Al、Sn、Seの分析では鉄鋼試料と同量の純鉄を溶解したものに既知量の目的元素を加え、検量線を作成するマトリックスマッチング法が規定されています。また、Sbの分析では鉄鋼分解液に既知量の目的元素を加え、検量線を作成する標準添加法が用いられています。JIS G1257に則って、Z-2000形日立偏光ゼーマン原子吸光光度計を用いた鉄鋼試料中のSb、As、Al、Sn、Seの分析例をご紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:JIS G1257、グラファイト、鉄鋼、アンチモン、ヒ素、アルミニウム、スズ、セレン
AA114
  • 肥料には作物の生育に必要な様々な成分が含まれており、肥料製造メーカーや農業試験所、肥飼料検査所、大学などの研究機関や分析センターなどでこれらの成分の測定が行われています。なかでも、肥料中の重要な成分として窒素、リン酸、カリウムがあり、三要素と呼ばれています。さらに、このなかでも、カリウムは根の発育を促進するため「根肥」といわれ、カリウムが不足すると、根の生育不良の他に果実の味や外見が悪くなる、葉の変色といった障害が起こります。したがって、肥料中のカリウムの濃度管理は大変重要です。炎光光度法を用いた、肥料中カリウムの分析方法について紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:炎光、肥料、カリウム
AA113
  • 土壌に関する告示(平成3年環境庁告示第46号、最新改正平成10年告示21号)では、土壌汚染に係わる環境基準や試料溶液の調製方法などが定められています。ここで試料溶液の調製方法などが定められています。ここで定められている試料溶液調製方法は、溶出による方法ですが、土壌の場合、試料中にNa、Caが多く含有されているため、これらが微量金属の分析に干渉を与えることがあります。たとえば、Cdを電気加熱原子吸光光度法にて測定する場合、試料中の有機物や無機イオンによる干渉を受けやすいことが知られており、土壌抽出液など高マトリクス試料の分析を行う場合には標準添加法を用いることが通例となっています。ここでは共存物による影響を取り除くことができる前処理方法としてキレート固相抽出カラムを用い、Cdを定量する方法についてご紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:グラファイト、環境、土壌、カドミウム、キレート固相抽出剤、NOBIAS
AA112
  • 電気製品に使用されるアルミ箔中の鉛の測定例についてご紹介いたします。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:アルミ箔、鉛
AA110
  • 半導体基板の現像に使われるヘキサメチルジシラン(HMDS)およびフォトレジストの分析を行った例をご紹介いたします。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:半導体、カリウム、HMDS、クロム、ナトリウム、フォトレジスト、オルタネートガス
AA109
  • ポリアミノポリカルボン酸型(PAPC型)官能基を持つキレート固相抽出剤を用いて、海水標準物質(NRC・CNRC NASS-5)のマトリクス除去・目的金属の濃縮を行い、電気加熱原子吸光光度法により分析を行った例をご紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:グラファイト、環境、海水、鉄、キレート固相抽出剤、銅、ニッケル
AA108
  • ゼーマン効果を利用した加熱石英水素化物発生法-原子吸光法は、ランプのドリフト補正およびバックグラウンド補正に必要なすべての光路を、加熱石英炉中に同一光軸として通過させるため、安定したベースラインを得ノイズやドリフトを低減し信頼の高い分析を行うことができます。今回は、食品(椎茸、イカ)に応用した例をご紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  •         HFS-3形水素化物発生付属装置
  • キーワード:食品、ヒ素、水素化物発生法
AA107
  • RoHS(電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する指令)とWEEE(廃電気電子機器指令)に対応した分析法として、ケーブルなどの被覆線として使用されるポリエチレンを硝酸のみで加圧分解し、原子吸光光度計にて測定する方法を紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:フレーム、環境、RoHS、WEEE、カドミウム、鉛
AA106
  • 弊社で新たに開発したポリアミノポリカルボン酸(PAPC)型官能基を持つキレート樹脂固相抽出剤ノビアス(NOBIAS)Chelate固相抽出剤を用いて河川水および海水中の亜鉛を濃縮し、フレーム原子吸光法にて測定を行いましたので紹介いたします。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:河川水、海水、亜鉛、キレート樹脂固相抽出
AA105
  • 塗装原材料、あるいはこれを溶解希釈する有機溶媒中に、コロイド状のシリカが存在すると、塗装むらを起こすことが知られています。また、半導体分野では、レジストの塗布に問題が生じ感光不良を引き起こす原因物質の一つとされています。コロイド状シリカの存在を知る方法としては、原子吸光のグラファイト炉法によりケイ素を分析する方法が最適です。ここでは、オイル中のケイ素の高感度分析方法について紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-2000シリーズ
  • キーワード:化学修飾剤、オイル、ケイ素
AA102
  • Z-5010形日立偏光ゼーマン原子吸光光度計を用いてNiメッキ液中のCd、Cu、Pbを測定した例をご紹介いたします。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5010
  • キーワード:ニッケルメッキ液、カドミウム、銅、鉛
AA101
  • EU連合により廃棄電気、電子機器指令および電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限指令が発せられ、これに伴い電気、電子機器に使用する材料、製品に対象の有害物質を含有しないことを確認する必要が生じました。電気、電子機器の構成材料はプラスチック、ゴムが主要であり、その中の金属を分析するためには原子吸光光度計を用いることが大変有用です。プラスチック中の有害金属の前処理方法および測定例をご紹介いたします。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5010
  • キーワード:プラスチック、鉛、カドミウム
AA100
  • ゼラチン中のカルシウム、鉄、ナトリウムをグラファイト炉原子吸光法を用いて測定する信頼性の高い分析手法を確立しましたので紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5010
  • キーワード:ゼラチン、ナトリウム
AA099
  • 『水質基準に関する省令の一部改定について 2002年3月27日(健水発第0327003号)』が厚生労働省から通知され、2003年4月から水道水の鉛の基準値が50μg/L以下から10μg/L以下に強化されます。それに伴い基準値の1/10の濃度である1.0μg/Lが精度良く測れることが要求されることになります。本資料では、今回の基準値の強化に対応し水道水中の鉛を高感度に測定する手法および再現性を向上させる方法について紹介いたします。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5010
  • キーワード:化学修飾剤、水道水、鉛
AA098
  • 一回の測定に数十μL~数百μL程度の試料量で測定が可能なマイクロサンプリング法について検討し、細菌培養液中のZnの分析に応用した結果をご紹介いたします。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5010
  • キーワード:マイクロサンプリング、細菌、亜鉛
AA097
  • 従来、米中カドミウムは、米を酸で分解し、キレート-有機溶媒抽出後フレーム原子吸光光度計で定量されてきました。しかし、現在の手法は前処理時間だけで半日を要すると共に、規制が厳しくなる事によって感度が不足して対応が困難となることが考えられます。そこで、マイクロウェーブ分解炉を応用し前処理速度を向上させ、グラファイト炉法を用いた高感度な分析手法を確立しましたので紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5010
  • キーワード:米、カドミウム
AA096
  • グラファイト炉原子吸光法は、微少量試料で金属の高感度分析が行なえ、また測定の自動化が最も進んだ金属分析法のひとつです。しかし グラファイト炉原子吸光法を用いて、フッ素を含む試料中のアルミニウムやカルシウムの測定を試みた場合、これらの元素がフッ化物を生成し、原子化が阻害され、信頼性の高い分析が行なえない場合があります。ここでは、フッ素によって生成する干渉の抑制手法を検討し、有機フッ素系洗浄剤中のアルミニウムの簡便で精度の高い分析方法を確立しましたので紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5010
  • キーワード:有機フッ素系洗浄剤、アルミニウム
AA094
  • フレーム原子吸光法のマニュアル分析では、各試料測定毎に 吸光度の安定を確認して測定操作を行なう必要があるため、測定者の経験の深さにより測定精度が異なる場合がありました。Z-5010形原子吸光光度計ではこのような点を改善するために、CPUにより吸光度変化を監視し、測定開始から終了までのシーケンスを自動で行なう新機能"分析アシスト"や"自動スタート"、"リアルタイムQC"を搭載しています。これらの機能により、測定者由来の測定誤差を低減する事ができます。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5010
  • キーワード:フレーム、水素化物、産業廃棄物、ヒ素
AA091
  • 大気汚染防止法が、平成9年4月に改正施行されました。有害大気汚染物質の内, 金属成分としては、ニッケル、ヒ素、クロム、マンガン、ベリリウムの5元素が挙げられており、原子吸光法、発光分光分析法、プラズマMS法を用いて分析が行なわれています。今回は、クロム、マンガン、ベリリウムについて前処理方法と電気炉加熱式原子吸光法を用いた分析例をご紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5000
  • キーワード:大気、クロム、マンガン、ベリリウム
AA090
  • Z-5000形日立原子吸光光度計は光学系とグラファイト炉電源回路の改良により、ノイズを低減し原子吸光信号強度が向上しています。従来機とZ-5000形におけるアンチモンホローカソードランプを用いた場合のベースラインを示します。ノイズの低減により低濃度のピークもはっきりと確認できます。したがって高輝度ランプを用いる事無く、河川水中のアンチモンの測定が可能となりました。今回は、フレームレス法により河川水中のアンチモンを測定した例をご紹介いたします。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5000
  • キーワード:環境水、河川水、アンチモン
AA089
  • Z-5000形日立偏光ゼーマン原子吸光光度計は新しい光学系を採用し、S/Nの向上を図りました。又、グラファイト炉法における感度向上を図り、半導体用純水やIPA、希フッ酸中の不純物分析にも応用する事が可能です。ここでは、洗浄に使用される純水中のNa及びIPA中のFe,Alについて測定した例を紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5000
  • キーワード:半導体、半導体用洗浄水、ナトリウム、鉄、アルミニウム
AA088
  • 大気汚染防止法が平成8年5月に制定され、平成9年4月から施行されました。特に、有害大気汚染物質中で健康リスクが高い13物質について、大気中濃度を測定する必要があるため、環境大気の24時間又はそれ以上の長期平均濃度を把握できる方法が指定されており、元素は、ニッケル、ヒ素が指定されています。分析方法としては、AA,ICP,プラズマ-MSが取り上げられています。今回は、高感度で、測定に使用する液量が少量ですむ、電気炉加熱式原子吸光法を用いた測定例をご紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-5000
  • キーワード:大気、ニッケル、ヒ素
AA087
  • 食品のあいまいな栄養表示を改めようと、栄養改善法の一部が改正され、平成8年5月から施行されました。この改正により、一般に販売する食品に栄養成分やカロリーに関する表示をしようとする場合、表示しようとする成分の含有量などの表示が必要となります。これらの成分の分析には、一部を除き原子吸光光度計が利用されます。種々の食品分析を行なった例を示します。併せて、NISTの金属分析をし、分析値の正確さを確認しました。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-8200
  • キーワード:食品、加工食品、香料、鉛、カルシウム、鉄、ヒ素、マトリックスモディファイア
AA086
  • 法規制に関連して、種々の水質が測定されています。その一つが海水で、最も困難な試料と言われており、産業廃棄物に関連した水質分析も海水を参考にします。又、臨床検査分野、ソーダ工業分野、窯業分野の測定対象物も海水の分析例を指標にします。多くの分野で海水の分析例を重要視するのは、共存物が高濃度であるという共通点のためです。今回、分析精度向上に極めて有効なマトリックス修飾剤法を開発しました。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-8200
  • キーワード:海水、鉛、クロム、カドミウム、セレン、ヒ素、銅、鉄、ニッケル、モリブデン、マトリックスモディファイア
AA085
  • 平成6年12月に食品、添加物等の規格基準の一部を改正する件が官報に掲載され、ミネラルウォータ類の新しい規格が発表されました。重金属の測定には感度の高いフレームレス原子吸光光度法が用いられる事が定められました。今回は新しく基準項目として取り入れられたBaの分析例を紹介いたします。Baのフレームレス分析において、従来は行われていなかったマトリックスモディファイアを用いる手法を採ることにより、共存物による干渉を抑制し感度良く測定する事ができます。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-8200
  • キーワード:フレームレス、ミネラルウォーター、バリウム、マトリックスモディファイア
AA084
  • フレームレス原子吸光光度計で鉛を分析する場合、感度を向上させるためパラジウムをマトリックスモディファイアとして用いています。しかしながら、河川水など共存物質の多い試料では、この影響によって原子吸光信号が標準溶液と実試料で異なった形状を示す事もあり、検量線法を適用した分析ができない場合があります。硝酸コバルト(II)-リン酸第二水素アンモニウムモディファイアは、鉛の感度を向上させ、干渉抑制剤としても優れた効果を発揮します。ここでは、河川水中の鉛の分析にこれを適用したときの効果と実試料の分析例について報告します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-8200
  • キーワード:河川水、鉛、マトリックスモディファイア
AA083
  • 上水の新水質基準が実施され、また、環境基準も改定されました。今回は、基準値が変わっただけでなく試料を分析する上で、検出感度のや添加回収率を求めるような測定精度の管理が新たに加わりました。このような測定には、煩雑な操作を要します。Z-8200形には精度管理を簡単に、かつ自動的に行なうQCソフトが、特別付属品として用意されています。本ソフトは精度管理に限らず、回収率の測定や検量線のチェック等、幅広い機能を備えています。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-8200
  • キーワード:自動QCソフト、クロム、河川水、GA法
AA082
  • 水道水水質基準改正により、ヒ素及びセレンの基準値は、それぞれ 0.01mg/Lと制定されました。フレームレス原子吸光法で測定する場合通常のホローカソードランプでは基準値の1/10を変動係数10%以下で測定する事は困難でした。そこで、光源にホローカソードランプより輝度の高い無電極放電ランプを用いる事で可能となりましたのでご紹介いたします。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-8200
  • キーワード:無電極放電ランプ(EDL)、水道水、ヒ素、セレン、マトリックスモディファイア
AA081
  • 今回環境基準の見直しが図られ新しい「水質汚濁に関わる人の健康の保護に関する環境基準の項目」が告示されました。更に、監視項目という新しい枠組みも設けられ、モリブデン等の測定も行なわれることになりました。今回はフレームレス原子吸光法を用いた海水中のCd,Pb,Moの測定例を紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-8200
  • キーワード:フレームレス、プラットフォームキュベット、海水、マトリックスモディファイア
AA080
  • 水道水質新基準や環境基準では、As,Sb,Se,の分析が義務づけられております。分析法としては、水素化物発生装置を用いた方法と水道法では、グラファイト炉原子吸光法が指定されています。ここでは、水素化物発生装置を用いた方法を紹介します。日立HFS-3形は、高感度で操作が簡便なフローインジェクション方式と、試料を連続的に導入する方式(連続フロー方式)が行なえます。今回は、連続方式での応用例について紹介します。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-8200
  • キーワード:水素化物発生装置、ヒ素、セレン、アンチモン
AA079
  • 原子吸光分析における測定の自動化は省力化だけでなく、測定精度の向上にも大きな効果があります。このたび、自動化を一層高めたグラファイト炉用オートサンプラが発売されました。今回は特に、アリコート作成とマトリックスモディファイア添加機能を生かして、海水中の微量金属分析を試みました。本法は、共存物が複雑で高塩濃度試料の分析に応用できます。
  • 使用装置:   偏光ゼーマン原子吸光光度計 Z-8200
  • キーワード:グラファイト炉、オートサンプラ
AA076
  • 有機物を多量に含む試料の前処理には、湿式灰化法と乾式灰化法があります。湿式灰化法の場合は、金属の揮散が無く、しばしば利用されていますが この方法は最終的に硫酸が残留する事に成ります。グラファイト炉原子吸光法ヒ素を分析する場合、前処理で残った酸によりしばしば干渉を受けてしまうケースがあり、問題となります。今回、これら干渉による感度変化をプラットホームキュベットを用いる事により軽減できましたのでご紹介いたします。
  • 使用装置:   原子吸光光度計(グラファイト炉法)
  • キーワード:プラットフォーム、グラファイト炉、ヒ素
AA074
  • 鉄鋼分析において、微量スズの定量は、グラファイト炉原子吸光法が広く利用されていますが、鉄による大きな負の干渉があるため直接分析する事ができません。そのため、TOPO-MIBK抽出法による前処理の検討が行われてきましたが、このような前処理操作を行なわず直接分析をする要望が高まっておりますが今回、新形のキュベット(プラットホーム形)とマトリックスモディファイアを利用する事により良好な結果を得ましたので、ここに紹介いたします。
  • 使用装置:   Z-8100/Z-8200形偏光ゼーマン原子吸光光度計
  •         Z-9000形多元素同時分析原子吸光光度計
  • キーワード:フレームレス原子吸光分析、プラットフォーム、マトリックスモディファイア、鉄鋼、スズ

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