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日立ハイテク
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ThingWorx

オールインワンパッケージの
IoTプラットフォーム

ThingWorxは設備データを一括収集・統合し、
双方向通信、リモートメンテナンス、予防保全を実現します。

ThingWorx
ABOUT

双方向通信で現地対応工数低減へ

不要な駆け付け対応を減らしたい!突発的な障害を防ぎたい!
装置⇔システム間で双方向通信が可能なため、ソフトのバージョンアップやバグ対応などがリモートでおこなえます。現地対応工数の低減につながり、ユーザーさまにとっては、ダウンタイムの減少という大きなメリットが得られます。

IoTに必要な機能を一通り搭載
  • データ収集・蓄積機能
  • 各種リモートメンテナンスのための機能
  • ローコード画面開発機能GUIベースでマウスのドラッグ&ドロップで操作いただけます
装置データ取得
thingworx
データ参照
ThingWorxの8つの機能
  • 双方向通信
    • 装置側から詳細ログを取得
    • 装置側へのデータの書き込み
  • リモートメンテナンス
    • 遠隔保守
    • ソフトのバージョンアップ
  • 機械学習
    • AI活用による故障予兆検知
  • 予測分析
  • AR統合
  • 設備管理
  • データ履歴保持
  • 高セキュリティ
デモ動画配信中
ThingWorxを分かりやすく解説
  • 装置⇔システム間での
    双方向通信
    リモートメンテナンス
    運用デモ動画
    視聴を申し込む
  • 視覚的な操作で容易に
    画面が作成
    ローコード画面開発実践
    デモ動画
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選ばれる理由01

Tume to Market

ThingWorxが選ばれる理由は
ズバリそのスピード
IoTサービスを短期間で構築

さまざまな
機器デバイスに接続

収集したデータを管理

そのデータを使い
アプリケーションを構築

プラットフォームは3段階のレイヤーで用意されており、
ThingWorxをご活用いただければ1カ月~6カ月と短期間での構築が可能です。

システム開発もお任せください
約20年のIoT開発経験から
他のベンダーにはない数多くの知見を保有!
日立ハイテクでは
システムの要件定義から開発~保守まで
一貫して請け負うことが可能です
  • 人的リソースの確保、
    開発知識の習得は不要
  • 開発~リリースまでの
    期間短縮が可能

選ばれる理由02

Security

安全かつ高機密性を実現したセキュリティ通信は必ず装置側から始まる仕組みのため
外部からの攻撃を抑止

インターネット回線
利用可能
回線コストの低減が可能

既存ネットワーク環境の
変更不要
Firewall設定変更による
脆弱性が生じない

安全な
ネットワーク通信
盗聴やなりすましをブロック

4つの特徴

  • FEATURES 01

    装置・設備の
    接続が早い

    装置・設備を素早く繋ぎ込む
    エッジ技術により短時間で接続

    • 設備接続の期間・費用の削減。
    • 通信用のツールやライブラリーの提供で内製化を促進。
    • 各種のOPCサーバーやPLCに対応可能な「Kepware」という制御機器用接続アプリを有しており、フレキシブルに上位のThingWorxサーバーにデータをあげることが可能。
  • FEATURES 02

    アプリ開発が早い

    素早いアプリ・画面作成を支援する
    マッシュアップビルダーを搭載

    • 高速な開発環境。投資回収まで最短化。
    • IoTに必要な機能を包括的に提供。TCOを削減。
    • アプリ開発に際し、C言語やJavaを使ってプログラミングをする必要がなく、視覚的に操作可能なマッシュアップ画面から3ステップで完成。
  • FEATURES 03

    拡張性が高い

    AR(拡張現実)連携や他システムとの
    フレキシブルな連携を実現

    • ARと統合。先進機能を素早く現場に展開。
    • SCM全体の可視化を実現。広範囲の業務改善に寄与。
    • 他のシステムとの連携を可能とするAPIを搭載。
  • FEATURES 04

    双方向通信を用いた
    遠隔保守が可能

    装置と保守PC側での双方向通信の実現により、
    従来のIoTでは不可能であった完全遠隔での
    保守サポート体制を構築

    • 異なるデータソース(OPCサーバ・データベース・PLC等)のデータを一括で統合・収集し、上位のThingWorxへ繋げ、自動計算や可視化による遠隔監視が可能。
    • 保守PCから装置を遠隔操作し、迅速な障害対応を実現。
    • 遠隔でのソフトウエア更新も可能となり、安定稼働、メンテナンスコスト低減に貢献。

ACTUAL RESULTS

  • 製造業 株式会社日立産機システムさま スマートファクトリー
    監視対象
    自社工場生産ライン
    目的
    生産ラインの状態をリアルタイムで可視化し、生産の最適化をはかる
    期待される効果

    1遠隔地(事務室等)から装置の監視をリアルタイムに実施

    2時間基準保全(TBM : Time Based Maintenance)から状態基準保全(CBM : Condition Based Maintenance)への転換で生産ラインの保守コストを削減

    3生産ライン全体の可視化で生産の最適化と生産品質の向上を実現

    生産ラインの「見える化」のメリットは、必要な数値やデータの活用とレポートによる可視化により生産効率が向上することです。
    IoT技術の進歩により簡単に、より精密にデータを整理することが可能になり、分析から対策といった改善活動が効率的におこなえるようになりました。

  • 製造業 産業用設備の稼働監視
    監視対象
    エンドユーザーさま先に設置済みの産業用設備
    目的
    リモート保守効率化のための設備稼働監視
    期待される効果

    1複数のエンドユーザーさま先に納入済みの設備状態を遠隔地から一括監視

    2いち早い設備異常検知、対応で顧客満足度を向上

    3データに基づく保守作業で、初回訪問における異常解決率を向上、保守コスト削減

    産業用設備メーカーさまの保守ご担当者は現地に行かなくても複数のお客さまの機器の点検や保守が可能となり、迅速に対応できるようになりました。
    お客さまの満足度向上につながるだけではなく、人件費の削減や作業の効率化が実現しました。

  • 製造業 製造装置の故障予兆検知
    監視対象
    自社工場製造ラインの製造装置
    目的
    製造装置の故障予兆検知のためのデータ取得
    期待される効果

    1製造ラインの装置データを遠隔地からリアルタイムで一括監視

    2時間基準保全(TBM : Time Based Maintenance)から状態基準保全(CBM : Condition Based Maintenance)への転換で装置保守コストを削減

    3故障前の保守対応で製造ライン稼働率向上

    製造現場における保全強化に向け、IoTやAIなど先進技術を取り入れたCBMによる予知保全が注目されています。
    定期的にメンテナンスを実施するTBMに比べ、設備の点検も自動化でき、従業員の経験に依存せず保全業務の品質が標準化できます。

  • 製造業 産業用製造装置の新たなビジネスモデル導入
    監視対象
    エンドユーザーさま先に設置済みの装置
    目的
    装置のリアルタイム一括監視および従量課金方式の導入
    期待される効果

    1複数のエンドユーザーさま先に納入済みの装置状態を遠隔地からリアルタイムで一括監視

    2利用状況データを活用した従量課金メニューを導入し顧客満足度向上と収益改善を実現

    IoTにより取得した装置の稼働情報データを活用し、従量課金などフレキシブルなサービス体系を構築した例です。
    エンドユーザーさまに対し稼働状況に応じたコストの最適化を図るなどお客さまのニーズに即したサービスをご提供しました。

  • エネルギー業界 エネファームの稼働管理
    監視対象
    エネファーム(家庭用燃料電池システム)
    目的
    エネファームのリアルタイム監視およびエンドユーザーさまへのWEBによる利用レポート提供
    期待される効果

    1全国の多数の家庭で稼働するエネファームの稼働状況を遠隔地からリアルタイムで一括管理

    2状態基準保全(CBM : Condition Based Maintenance)による装置保守コスト低減

    3データに基づく保守で故障時の初回訪問解決率を向上

    4会員制WEBサイトでの情報提供による顧客エンゲージメント維持向上と新規サービス創出

    全国で多数設置されている家庭用燃料電池システムをリモートで一括管理。
    故障をすぐに把握し、データからどこに原因があるかを訪問せずに調査します。必要な部品を調達した上で修理をおこなうので、初回訪問解決率も大きく向上しました。

    *「エネファーム」は、東京ガス株式会社、大阪ガス株式会社、ENEOS株式会社の日本における登録商標です。

  • 製造業 医療装置リモートメンテナンスシステム
    監視対象
    病院さまに設置済みの医療装置
    目的
    海外含む遠隔地に散在する装置の集中管理
    期待される効果

    1海外を含む多数の病院さま設置済みの医療装置を国内から365日24時間集中監視が可能

    2リモート保守および状態基準保全(CBM Condition Based Maintenance)による保守費用の低減

    3病院さまに設置済みの医療装置の稼働率向上による医療の安定化と患者さま、医師や病院スタッフさまの満足度向上

    近年、医療機器のIoTが進んでいます。医療機器ベンダーさまが機器をIoTでつなぎ、稼働状況をリモートで把握、製品の保守をおこなっています。
    リモート保守は保守コストや時間を削減できるというメリットがあり、国内各地および海外の病院へも設置しているベンダーさまにとりましては、その効果はさらに大きくなります。

CASE STUDY

医療機器メーカーさま
導入事例
医療機器メーカーさま、産業機器メーカーさまへの
導入実績が多い日立ハイテクだから分かる!
予兆を検知し突発故障を回避
ダウンタイム16.3%低減効果も確認
事例をダウンロード
CASE 01
カナデビア株式会社
(旧 日立造船株式会社)

※上記写真は、取材時(2022年10月)のものです。


収集したデータを予防保全に活用。リモート監視で付加価値の高いビジネスの創出をも見込む。

事業のDXとして、早い時期から製品・設備データの収集・蓄積・可視化・分析を価値の源泉と捉え、注力してきたカナデビアさま(旧 日立造船さま)では、かなりの数の製品を調べた結果、「ThingWorx」を採用いただきました。複数のお客さまに納品した装置をリモート監視し、トラブル対応のスピードも向上。納入後もサポートし続けるサービスビジネスへとビジネスモデルも移行しつつあるそうです。新たな製品開発にも役立っているとおっしゃる事例を詳しくご紹介しています。

CASE 02
株式会社日立製作所

日立製作所 ヘルスケア事業本部(24年3月)


保守サービスの高度化を実現。情報セキュリティも専用端末以外からは現地の機器にアクセスできない堅牢な仕組みを構築。

医療機関のお客さまから求められるがん治療機器の高い稼働率。その実現のためには、限られた人員で保守サービスの品質を維持する必要があり、日立製作所さまではIoTプラットフォーム製品の活用に踏み切りました。その結果、各地に装置をほぼリアルタイムでリモート監視できるようになり、いち早く障害の予測が可能に。不必要な海外出張も減り、保守サービスのコスト削減にもつながったそうです。今後は装置データのより高度な活用も視野に入れられており、障害の原因特定の仕組みづくりを進めたいとおっしゃっていました。国内だけでなく、世界各地に治療装置を納入されている日立製作所さまの事例をご紹介します。

FAQ

  • Q.1

    導入までの大まかな流れはどうなりますか?

    A.

    大まかには次のような流れとなります。
    (1) ThingWorx IoTプラットフォームのご紹介・お打ち合わせ
    (2) お客さまの解決したい課題の抽出とあるべき将来像の共有
    (3) データ収集アイテムの整理とIoTアプリと画面(UI)の基本設計
    (4) 実際のアプリと画面開発
    (5) 本番運用に向けての検証と改修
    (6) 本番稼働
    どのステップにおいても構築に精通した弊社SEがサポートいたします。
    また、導入までの期間も、スクラッチ開発の場合であれば1~2年かかってしまうところ、ThingWorxを使えば1カ月~6カ月での構築・運用開始が可能となります。

  • Q.2

    工場の設備機器を外部のインターネットに接続することはセキュリティ面が気になります。安全面でどのような対策がとられているのでしょうか?

    A.

    工場内の設備機器にグローバルIPアドレスを付与することはしませんので、外部からアクセスされることはありません。すべての通信は装置側から始まる仕組みになっています。また通信路に流れるIoTデータは暗号化されており、安全性・高機密性を実現しています。もちろんインターネットに出さず構内LANだけで閉じるような構築も可能です。
    なお、弊社では通信の安全性と柔軟性を確保する“SD-LAN”や、セキュアなプライベートクラウド“ayamo”など、セキュリティソリューションを幅広く提供しており、あわせてのご提案が可能です。日立グループ内外の工場・プラントにおけるIoTプラットフォームを15年近くセキュアに運営しており、安心してお任せいただけます。

  • Q.3

    「IoTアプリと画面(UI)作成が早い」ということですが、どのような仕組みですか?
    また自分たちで作成することもできるのですか?

    A.

    アプリ・画面開発用の“マッシュアップビルダー”と“コンポーザー”という構築ツールにより早さを実現しています。複雑なプログラミング無しにドラッグ&ドロップ方式でアプリや画面を作成することができるようになっています。ThingWorxのエキスパートである弊社SEが実施するトレーニングを受けていただければ、お客さまご自身でアプリ・画面開発も可能です。

  • Q.4

    IoTで繋げばリモート化できるとは、具体的にどんなことができるのですか?

    A.

    現場の端末とユーザーの端末をリモート接続することにより、次のようなことが可能です。
    (1) リモートデスクトップ機能の画面共有による操作指導や端末制御
    (2) 現場装置へのコマンド発行や装置へのソフトウェア配信・更新作業
    (3) 障害発生時の即時ログ収集
    上記はほんの一例ですので、お客さまの課題や実現されたいことを一度ご相談ください。

  • Q.5

    このIoTプラットフォーム上で上位アプリとしてAIや機械学習はできるのですか?

    A.

    ThingWorxのオプション機能として“ThingWorx Analytics”という機械学習エンジンも利用可能ですし、AIによる予兆診断システム“BD-CUBE”をあわせて活用いただくケースも増えています。お客さまの実現されたい内容に応じてご提案させていただきますので、ぜひご相談ください。
    データ収集から上位解析アプリまでThingWorxを中核にトータルシステムとして構築ができます。

LIBRARY

ThingWorxの製品情報やIoTに関する記事をご用意しています。
検討の参考にぜひご覧ください。

導入前のご相談・ご質問など
お気軽にお問い合わせください。

※ThingWorx、Kepwareは、PTC Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

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