不要な駆け付け対応を減らしたい!突発的な障害を防ぎたい!
装置⇔システム間で双方向通信が可能なため、ソフトのバージョンアップやバグ対応などがリモートでおこなえます。現地対応工数の低減につながり、ユーザーさまにとっては、ダウンタイムの減少という大きなメリットが得られます。
ThingWorxが選ばれる理由は
ズバリそのスピード
IoTサービスを短期間で構築
さまざまな
機器デバイスに接続
収集したデータを管理
そのデータを使い
アプリケーションを構築
プラットフォームは3段階のレイヤーで用意されており、
ThingWorxをご活用いただければ1カ月~6カ月と短期間での構築が可能です。
安全かつ高機密性を実現したセキュリティ通信は必ず装置側から始まる仕組みのため
外部からの攻撃を抑止
インターネット回線
利用可能回線コストの低減が可能
既存ネットワーク環境の
変更不要Firewall設定変更による
脆弱性が生じない
安全な
ネットワーク通信盗聴やなりすましをブロック
※上記写真は、取材時(2022年10月)のものです。
収集したデータを予防保全に活用。リモート監視で付加価値の高いビジネスの創出をも見込む。
事業のDXとして、早い時期から製品・設備データの収集・蓄積・可視化・分析を価値の源泉と捉え、注力してきたカナデビアさま(旧 日立造船さま)では、かなりの数の製品を調べた結果、「ThingWorx」を採用いただきました。複数のお客さまに納品した装置をリモート監視し、トラブル対応のスピードも向上。納入後もサポートし続けるサービスビジネスへとビジネスモデルも移行しつつあるそうです。新たな製品開発にも役立っているとおっしゃる事例を詳しくご紹介しています。
日立製作所 ヘルスケア事業本部(24年3月)
保守サービスの高度化を実現。情報セキュリティも専用端末以外からは現地の機器にアクセスできない堅牢な仕組みを構築。
医療機関のお客さまから求められるがん治療機器の高い稼働率。その実現のためには、限られた人員で保守サービスの品質を維持する必要があり、日立製作所さまではIoTプラットフォーム製品の活用に踏み切りました。その結果、各地に装置をほぼリアルタイムでリモート監視できるようになり、いち早く障害の予測が可能に。不必要な海外出張も減り、保守サービスのコスト削減にもつながったそうです。今後は装置データのより高度な活用も視野に入れられており、障害の原因特定の仕組みづくりを進めたいとおっしゃっていました。国内だけでなく、世界各地に治療装置を納入されている日立製作所さまの事例をご紹介します。
導入までの大まかな流れはどうなりますか?
大まかには次のような流れとなります。
(1) ThingWorx IoTプラットフォームのご紹介・お打ち合わせ
(2) お客さまの解決したい課題の抽出とあるべき将来像の共有
(3) データ収集アイテムの整理とIoTアプリと画面(UI)の基本設計
(4) 実際のアプリと画面開発
(5) 本番運用に向けての検証と改修
(6) 本番稼働
どのステップにおいても構築に精通した弊社SEがサポートいたします。
また、導入までの期間も、スクラッチ開発の場合であれば1~2年かかってしまうところ、ThingWorxを使えば1カ月~6カ月での構築・運用開始が可能となります。
工場の設備機器を外部のインターネットに接続することはセキュリティ面が気になります。安全面でどのような対策がとられているのでしょうか?
工場内の設備機器にグローバルIPアドレスを付与することはしませんので、外部からアクセスされることはありません。すべての通信は装置側から始まる仕組みになっています。また通信路に流れるIoTデータは暗号化されており、安全性・高機密性を実現しています。もちろんインターネットに出さず構内LANだけで閉じるような構築も可能です。
なお、弊社では通信の安全性と柔軟性を確保する“SD-LAN”や、セキュアなプライベートクラウド“ayamo”など、セキュリティソリューションを幅広く提供しており、あわせてのご提案が可能です。日立グループ内外の工場・プラントにおけるIoTプラットフォームを15年近くセキュアに運営しており、安心してお任せいただけます。
「IoTアプリと画面(UI)作成が早い」ということですが、どのような仕組みですか?
また自分たちで作成することもできるのですか?
アプリ・画面開発用の“マッシュアップビルダー”と“コンポーザー”という構築ツールにより早さを実現しています。複雑なプログラミング無しにドラッグ&ドロップ方式でアプリや画面を作成することができるようになっています。ThingWorxのエキスパートである弊社SEが実施するトレーニングを受けていただければ、お客さまご自身でアプリ・画面開発も可能です。
IoTで繋げばリモート化できるとは、具体的にどんなことができるのですか?
現場の端末とユーザーの端末をリモート接続することにより、次のようなことが可能です。
(1) リモートデスクトップ機能の画面共有による操作指導や端末制御
(2) 現場装置へのコマンド発行や装置へのソフトウェア配信・更新作業
(3) 障害発生時の即時ログ収集
上記はほんの一例ですので、お客さまの課題や実現されたいことを一度ご相談ください。
このIoTプラットフォーム上で上位アプリとしてAIや機械学習はできるのですか?
ThingWorxのオプション機能として“ThingWorx Analytics”という機械学習エンジンも利用可能ですし、AIによる予兆診断システム“BD-CUBE”をあわせて活用いただくケースも増えています。お客さまの実現されたい内容に応じてご提案させていただきますので、ぜひご相談ください。
データ収集から上位解析アプリまでThingWorxを中核にトータルシステムとして構築ができます。
ThingWorxの製品情報やIoTに関する記事をご用意しています。
検討の参考にぜひご覧ください。
導入前のご相談・ご質問など
お気軽にお問い合わせください。
※ThingWorx、Kepwareは、PTC Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。