日立ハイテクのバイオ/ライフサイエンスソリューションをご紹介します。
サンガー法とNGSを検査目的によってどう使い分けているのか、サンガー法のポテンシャルについて伺いました。
自動分析情報誌 LabSCOPE Vol.66 導入事例
著者
奈良県立医科大学 病理診断学講座
准教授 藤井 智美 氏
我が国におけるTDM は、1980年代初頭に医療現場に導入され、さらに特定薬剤治療管理料として診療報酬化されたことにより臨床の場に定着し、その対象薬も約40品目を数えるまでに拡大され続け現在に至っている。さらに近年では、特定薬剤治療管理料算定対象外のいくつかの薬物においてもTDM が実施され、個別化投与設計や科学的根拠のある薬物療法の実践、あるいは薬物動態学的な新知見の獲得等に寄与していることは周知の事実である。
著者
同志社女子大学 薬学部臨床薬剤学研究室
准教授 松元 加奈 博士(薬学)
抗菌薬適正使用支援(Antimicrobial Stewardship:AS)とは、主治医が抗菌薬を使用する際、個々の患者に対して最大限の治療効果を導くと同時に、有害事象をできるだけ最小限にとどめ、いち早く感染症治療が完了できる(最適化する)ようにする目的で、感染症専門の医師や薬剤師、臨床検査技師、看護師が主治医の支援を行うことです。安易な(不適切な)抗菌薬の使用は耐性菌を発生あるいは蔓延させる原因となるため、AS を推進することは耐性菌の出現を防ぐ、あるいは遅らせることができ、医療コストの削減にも繋がるとされています。
エビデンスに基づいた薬物治療の実践例をご紹介します。
薬物血中濃度を測定し、薬物動態学を用いて正しく解析することは、TDM や中毒診療において重要なファクターとなっていることは自明である。
しかしながら、薬物血中濃度測定は多くの病院で外部委託分析に依存している現状がある1-2)。血中薬物濃度は、刻一刻と変化する臨床所見や検査結果と併せて、リアルタイムで考察するからこそ意味があり、迅速に分析結果を提供できなければ、血中濃度の測定意義もまた薄れてしまう。
著者
JA長野厚生連北信総合病院薬剤部
主任 森川 剛
AS を実践するためには、迅速な薬剤耐性遺伝子検査と薬物血中濃度測定が必要不可欠です。これらを実践するための機器を使いこなすことにより、患者の予後改善や細菌の薬剤耐性化抑制、院内感染の予防、医療コストの削減に繋がります。迅速な薬剤耐性遺伝子検査の有用性について、データをもとに解説します。
(SI NEWS Vol.65 No.1 技術解説)
AS を実践するための、迅速な薬物血中濃度測定について、バンコマイシン(グリコペプチド系)と、ボリコナゾール(抗真菌薬)の測定例をもとに解説します。
(SI NEWS Vol.65 No.1 技術解説)
*この装置は医療機器です。
*この装置は医療機器ではありません。
製品情報
全自動核酸抽出装置
登録記事数 203件
まだまだあります。