長期間分析装置をご使用のお客様へ
消耗品・保守部品保有期限満了装置
弊社では製造中止後の保守部品・消耗品などの保守部品保有期限を原則10年(OEM製品は7年)とさせていただいております。
メーカーとしてできるだけ長く装置をお客様にお使いいただけるよう努力いたしておりますが、保守部品保有期限を過ぎている装置の場合、部品調達・サービス技術力維持等の諸事情により、お客様のご要望に添えない場合が出てくることが想定されるため、お客様には、装置のリプレースのご検討をお願いいたします。
なお、修理などの対応時にはできる限り柔軟に対応させていただきますが、サービス料金・部品価格において、通常料金に特別修理費用を加算させていただく、または、サービスをお断りさせていただく場合もございますことをご了承ください。
対象装置は、以下のサイトでご確認をお願いいたします。(以下サイトに装置の記載が無い場合は、お問い合わせください。)
納入後10年を超える装置
長期間使用された家庭用電気製品等の「経年劣化」による重大事故の発生を防止するため、家電製品の一部を対象に消費生活用製品安全法(消安法)が、平成21年4月1日に改正施行されました。
分析装置はこの法制化の規制外ですが、重大事故を未然に抑制し、お客様の設備や人命に関わる大きな事故につながることのないよう、納入後10年以上を経過した機器につきましては、装置の買い替えを推奨させていただいております。
そのままご使用を継続されますと、装置の電源に使用している電解コンデンサ(有寿命品)の劣化破損による発煙や、装置内部のホコリによる絶縁不良から発煙・発火事故につながる恐れがあります。
以上の理由により、対象装置の保守作業は、装置のリプレースまでの応急作業とさせていただきます。 また、本保守作業は、経年劣化による発煙・発火事故のリスク低減を保証するものではないことを、ご了解いただきますようご案内申し上げます。
納入後5年を超える装置
分析装置は、長期間ご使用いただくと、部品の劣化などの理由により、性能の低下する場合がございます。
日立分析装置を、安心してご使用いただくため、5年以上稼動している装置にはメンテナンスのご提案をさせていただきます。