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原子吸光光度計基礎講座 第2回 装置の概要と分光光度計との相違点

装置の概要

Q: 「原子吸光光度計の仕組みはどうなっているの?」

A: 原子吸光光度計の仕組みは分光光度計とよく似ています。下に分光光度計と原子吸光光度計の装置の概略図を示します。どこが同じで、どこが違うのか二つの図を比較してみてください。

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分光光度計と原子吸光光度計の相違点

  1. 用いられている光源が違う。
    分光光度計:連続光源
    原子吸光光度計:輝線光源(輝線については後で説明)
  2. 試料室の構造がまったく異なる。
    分光光度計:セルに試料を注入するのみ。
    原子吸光光度計:試料を図に示すようにバーナなどを用いて燃やす。
  3. 分光器の場所が違う。
    分光光度計:試料室の前
    原子吸光光度計:試料室の後

Q: 「なぜこのような相違点があるの?」

A: この質問は原子吸光光度計の原理が分かればすべて解決します。

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