医療機器の製造メーカーとして、日立は、医療現場が安心して治療に使用できるようなシステム設計を行っています。
大震災被災時も即復旧
地震発生の多い日本において万一の時にも最短で治療再開ができるよう、機器設計・据付の段階から厳しい審査項目を設けております。日本で徹底的に検討したノウハウを海外サイトにも展開し、医療スタッフが安心して装置を使用頂けるよう取り組んでいます。
- 2011年3月の東日本大震災*1で震度6強を経験した筑波大学附属病院納めの陽子線治療装置は、4日以内で回転ガントリ装置を含む全システムを復旧。
- 2018年9月の北海道胆振東部地震*2では震度5強を経験した北海道大学病院納めの陽子線治療装置は地震の影響を受けずに治療を継続した。
- *1 :東日本大震災は、2011年3月11日に発生。三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130km付近で、震源の深さは約24kmとする地震。
地震の規模はマグニチュード(M)9.0。最大震度は、震度階級でもっとも高い震度7。これは、日本国内観測史上最大規模、アメリカ地質調査所(USGS)の情報によると1900年以降、世界でも4番目の規模の地震。 - *2 :北海道胆振東部地震は、2018年9月6日に発生。北海道胆振地方中東部を震央として、震源の深さは37 kmとする地震。
地震の規模はマグニチュード6.7、震源の深さは37 km。最大震度は、震度階級でもっとも高い震度7。
安全に対する日立ポリシー
- 安全インターロックが独立系であり、かつ多重防護策が施されたシステム
- 法令遵守
- 医療機器に関する法令、電気安全に関する法令、製品標識に関する法令
- JIS, IEC規格, CEマーク、ガイドラインの所定の規格・法令・指針に準拠 - 耐震規制法令の遵守
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