目に見えない熱をあやつり、
新製品の優位性を生み出します。
井出Ide
モノづくり・技術統括本部
設計戦略本部
開発プロセス改革センタ
2018年入社
MY WORK
各種装置の開発における、熱流体解析や熱設計など
精密機器において熱の影響は大きく、機能不全や故障などにつながります。そこで、機器がその性能をしっかりと発揮できるように、どう理想的な温度を実現するか。あらゆる部署の開発において、熱視点での設計支援を行っています。
温度は目に見えず、新製品の開発において熱が壁となることもしばしば。そこで私たちの部署、いわば「熱流体解析のプロ」が各部署の開発を支援しています。入社してすぐに、遺伝子検査装置の空間加熱送風路・試薬保冷庫の熱設計や、熱サイクルモジュールの特性評価、ウェーハ表面検査装置の気流解析など、いろんな部署の垣根を越えて幅広い装置開発に携わってきました。単に熱の問題を解決するだけではなく、私の熱設計が装置全体の仕様に影響を及ぼすこともあるのが面白いですね。耐久性向上や製造コスト削減など、熱の創意工夫によって自社製品の競合優位性を生み出します!
数百名が関わるプロジェクトで、
社内初のセンサを開発しました。
樹本Kimoto
ナノテクノロジーソリューション事業統括本部
評価解析システム製品本部
光学システム設計部
2013年入社
MY WORK
光学検査装置の光系の要素技術と装置自体の性能評価
光学検査装置とは、ICチップの原料となる半導体ウェーハの表面を観察し、品質を確認するための装置です。そのレーザーとセンサの開発、また光学検査装置自体が仕様通りの性能を発揮しているかの評価にも携わっています。
入社後すぐに手掛けた光学検査装置のセンサ開発は、社内で初めて採用する仕様のものでした。海外の大手半導体メーカーの高い要望に対して、世の中ではあまり使われたことがない波長を駆使し、いかに前世代機より高感度のセンサを開発するか。技術的なチャレンジも求められただけに、苦労して完成させた時は大きな達成感を得ましたね。ただ、それ以上に感動したのは、祝賀会パーティーで顧客やパートナー企業、自社の他部門の社員など、社内外で数百名の関係者たちが笑顔になっている時でした。私がその時に開発したセンサは、それ以降の装置でも採用され続けています。
世界トップシェアの地位を、
攻めの開発で守り続けます。
水谷Mizutani
ナノテクノロジーソリューション事業統括本部
評価解析システム製品本部
評価解析研究開発部
2015年入社
MY WORK
走査型電子顕微鏡の応用装置である測長SEMの検出器開発
半導体デバイスの製造ラインのなかで、仕様通りに出来上がっているかの寸法計測に使われる測長SEM。その次機種開発において、電子線の飛行軌道シミュレーションや検出器の構造・機能設計に携わっています。
私が携わる測長SEMは、一次電子を試料に照射し、その後に放出される二次電子を検出・画像化することで半導体デバイスの寸法測定をする装置。日立ハイテクはこの分野で世界トップシェアです。その誇りを胸に、私は分解能がより高く、対象物をあらゆる角度から見られる装置の開発を目ざしています。近年、半導体デバイスの3D化に伴い、顧客のニーズがこれまでにないほど多様化しています。私は構造設計を担当し、チャレンジングな開発に取り組んでいるところです。他部署や日立製作所の研究者とチームワークを発揮し、次世代機においても世界トップシェアの地位を獲り続けます。
家庭と、エンジニアとしての
キャリアを両立しやすい環境です。
南木Nammoku
ヘルスケア事業統括本部 診断システム事業部
那珂診断製品本部
バイオシステム第二設計部
2012年入社
MY WORK
遺伝子検査装置の開発における分析性能評価
DNA関連などで使用される遺伝子検査装置。その新製品の開発において、しっかりと仕様通りの分析性能が実現できているかの評価を行う仕事です。主に試薬を用いた分析性能の評価を担当しています。
メインは性能評価業務ですが、幅広い仕事に携われるのが日立ハイテクの魅力です。たとえば、海外の試薬メーカーとの共同開発において、装置の実地立ち上げをサポートすることがあり、1~2週間ほど海外滞在を経験しました。また、装置の機能そのものを決めることもあります。メカや電気、ソフトの設計者など、あらゆる専門家とやり取りすることも多く、自分の幅を広げられるのが楽しいですね。結婚・出産して今は時短勤務ですが、家庭と両立しながらずっと続けていきたいと考えています。家庭と仕事の両立面では、子どもが急に熱を出した時は在宅勤務もできるので助かっています。
世界中の医療に、
新しい価値を届けます。
中井Nakai
ヘルスケア事業統括本部 診断システム事業部
那珂診断製品本部
医用システム第二設計部
2017年入社
MY WORK
免疫分析装置の分析アプリケーション開発
がんや心疾患などの検査のために、世界中の病院や検査センタで使用される免疫分析装置。より価値の高い検査を提供するために、装置の性能や使いやすさの改良を行う仕事です。また、お客様と協力しながら、新製品の操作マニュアルの作成も行っています。
お客様が求める分析性能を実現するために、装置の評価で見つかった課題を関係者と協力して解決するサイクルを繰り返します。また、お客様と試作製品の共同評価を行い、性能だけでなく使いやすさも改良していきます。たとえば、ドイツのミュンヘンで、試作製品の共同評価を行う機会がありました。英語によるコミュニケーションに苦戦したものの、責任感を持って取り組むことで、現地で発生した課題を自ら解決することができました。世界中の人びとの健康に貢献できる医療分野で新しい価値を提供する仕事を誇りに思っています。
最先端ならではの変化と幅広さ、
何年たっても飽きません。
佐藤Sato
ナノテクノロジーソリューション事業統括本部
評価解析システム製品本部
解析ソフトウェア設計部
2000年入社
※インタビュー当時の所属名称で記載しております。
MY WORK
電子顕微鏡のソリューション製品の開発とりまとめ
バイオ・半導体・材料分野など幅広く使われる電子顕微鏡。それを用いた顧客の装置操作および解析ワークフローをアシスト・自動化するソフトウェア開発のグループにて、メンバーとプロジェクトの管理・支援をしています。
最先端の分野は、常に変化のなかにあります。私が入社から20年近く携わってきた電子顕微鏡開発も観察や分析だけではなく、顧客ニーズに対応した専用ソリューションへの期待が高まっている状況です。たとえば、最新のAIや画像処理技術などを駆使したバイオ系試料や、半導体解析のための自動撮像、材料中の異物のAI判別といった解析ソリューションの開発へと広がっています。私自身も荷電粒子の研究から電子回路の設計、ソフトウェア設計と様々な経験をし、多様な専門家と接することでキャリアの幅を広げてきました。何年たっても新たな発見や学びがある――エンジニアにとってこれ以上の喜びはあるでしょうか。
技術革新の最前線で、
小さな世界の法則に挑んでいます。
劉Ryu
ナノテクノロジーソリューション事業統括本部
笠戸地区設計・生産本部
プロセス設計部
2018年入社
MY WORK
半導体製造における、
ウェーハのエッチング加工の設計・開発
半導体デバイス製造の前工程におけるエッチングとは、プラズマ化した反応性ガスとイオンの化学反応を利用してウェーハ表面の薄膜を加工し、顧客の求める電気回路をシリコンウェーハ上につくるための工程です。
携帯電話やパソコンなどの電子機器に欠かせない半導体。髪の毛の数千分の1ほどの細かな電気回路を、いかに顧客の求める仕様通りにつくるかが私の仕事です。回路の形状やシリコン素材によって、エッチング加工のガスの種類や圧力などは異なります。ナノレベルの精度が求められるだけになかなか上手くいかず、様々な論文を参考にしながらガスを変え、圧力を変え、あらゆる組み合わせパターンを試行錯誤することを繰り返す毎日。そのような苦労を乗り越えて、小さな世界の新たな法則に出会える喜びは、材料科学を学んできた私にとって何よりのやりがいです。
日進月歩の半導体分野を、
"非常識な"設計で切り拓きます。
田中Tanaka
ナノテクノロジーソリューション事業統括本部
笠戸地区設計・生産本部
装置設計部
2008年入社
MY WORK
半導体製造における、
ウェーハのエッチング加工装置の機械設計など
半導体デバイスの前工程で、ウェーハに電子回路をつくるエッチング加工装置の機械設計を担当。顧客のデバイス特性に合わせた装置のカスタマイズや、研究開発部門と連携した新しい機能の試作・検証・製品化も手掛けています。
世界有数の半導体デバイスメーカーが私のお客様です。世界中に普及する電子機器の製造で使用されるエッチング加工装置だけに、常に要望は高いものとなります。しかも半導体デバイスは3D化という技術革新の節目を迎えていて、技術的なチャレンジとスピーディな開発が求められている状況です。特に私が携わる新しいリアクタ(プラズマ発生部)の開発は、他社には真似できないECR(Electron Cyclotron Resonance)という独自機能を活用しているだけに顧客の期待も必然的に大きくなります。それにどう応えるかは、自分次第。過去にとらわれない "非常識な"設計で、日進月歩の最先端を切り拓いていきます。
フランスとシンガポールで製品をつくり、
アメリカの金融会社に納めています。
関Seki
産業ソリューション事業統括本部(現:バリューチェーンソリューション事業統括本部)
社会インフラ営業本部
エネルギー&セキュリティ部
2014年入社
※インタビュー当時の所属名称で記載しております。
MY WORK
アメリカ企業のキャッシュカード製造で使用される
ICモジュール販売など
セキュリティ関連部材のBuy-Sellを担当。具体的にはアメリカの金融会社のキャッシュカードを、国内の大手印刷会社から発注を受け、フランスやシンガポールのメーカーに委託製造することで納品する仕事です。
キャッシュカード用のICモジュールの販売では、委託製造先であるフランスやシンガポールのメーカーとのやり取りで英語を使うことが多く、"世界"を身近に感じながら仕事ができます。トラブルなどで現地工場に足を運ぶこともあり、異国の人たちと慣れない英語で問題解決に向けて意見をぶつけ合い、無事地球の反対側へ納品できた時の達成感は大きいですね。最近では4,000社の顧客ネットワークとメーカー部門のエンジニアリングを活かして、新たに太陽光発電ビジネスに挑戦中です。取引先である海外工場のコストを削減するソリューション提案型の営業ですが、また一味違う手応えがありますね。
最先端分野を走る500社の
研究・開発を後押ししています。
宮崎Miyazaki
ナノテクノロジーソリューション事業統括本部
評価解析システム営業本部
解析二部
2015年入社
※インタビュー当時の所属名称で記載しております。
MY WORK
電子顕微鏡の国内営業
お客様は国内の化粧品会社や自動車メーカー、大学など多岐にわたり、研究開発・品質管理において活用されています。お客様のニーズに合わせて最適な電子顕微鏡とソリューションを提案販売します。
私が担当する企業は、大小500社以上。それほど多様な分野で電子顕微鏡は必要とされているのです。なかには、リチウムイオン電池などの最先端分野で、国際的な賞を受ける研究もあります。また、テレビでよくある髪の毛のキューティクルの画像も、電子顕微鏡によるものです。1000万円~3億円ほどの高額製品ですが、日立ハイテクのつくる顕微鏡はそれだけの価値がありますね。性能の高さはもちろん、耐久性にも優れていて、自信を持って販売できます。いまは国内営業ですが、小さい頃海外に住んでいたこともあるので、ゆくゆくは日立ハイテクの製品を世界に広げることにもチャレンジしたいです。
年間取引額は100億円規模。
世界的企業から頼られています。
服部Hattori
ナノテクノロジーソリューション事業統括本部
プロセスシステム営業本部
プロセス三部
2017年入社
MY WORK
韓国の半導体メーカーに向けた
エッチング加工装置の営業
半導体の土台となるシリコンウェーハ上に電気回路をつくるエッチング加工装置の販売です。私は世界的な半導体メーカーを担当。ほとんどがオーダーメイドで、提案から受注、納品まで半年がかりで進めます。
私の担当は1社。世界的な韓国の半導体メーカーで、年間取引額は100億円規模になります。顧客でつくられた半導体デバイスが使用された電子機器は、世界中で使われているもの。その製造の一端に携わることに大きな責任を感じるとともに、世の中への影響力のある仕事に誇りを持って取り組んでおります。私は営業ではありますが、基本的にオーダーメイド製品なので、顧客のニーズをくみ取り、社内の技術者に伝えながらプロジェクトを推進していくプロデューサー的な役割です。これからも多様なスペシャリストとのチームワークを武器に、技術革新の次なる一歩を導いていきます。
単にモノを売るのではなく、
"ビジネスを創る"のが営業です。
小野田Onoda
産業ソリューション事業統括本部(現:バリューチェーンソリューション事業統括本部)
モビリティ営業本部
ビークルシステム部
2015年入社
※インタビュー当時の所属名称で記載しております。
MY WORK
主に海外自動車メーカーに向けた、自動車部品の販売
自動車のパワーや燃費を向上させるターボチャージャーをメインに、自動車部品を仕入れ、有名自動車ブランドのメーカーなどに販売する仕事です。部品供給にとどまらず、市場調査や新規製品・材質の開発までサポートしています。
基本的に提案は自由です。たとえば、部品の性能に困っていた自動車メーカーのお客様に、部品のコーティング加工を商流に盛り込むことを提案することで、顧客に感謝され、取引の継続を実現しました。また、生産能力に課題のあった仕入先に対して、日立ハイテクで選定したタイの製造会社に業務を移管し、生産量を増やすことに成功。取引の拡大やコスト削減につながりました。「ビジネスを創っている」という手応えを得られる仕事ですね。ゆくゆくは日立ハイテクの広大な国内外ネットワークを活かして、イチからビジネスを立ち上げたいと思います。
世界をフィールドにして、
自らとグループの未来づくりを。
甲斐田Kaida
産業ソリューション事業統括本部(現:バリューチェーンソリューション事業統括本部)
機能材営業本部
電子材料部
2016年入社
※インタビュー当時の所属名称で記載しております。
MY WORK
リチウムイオン電池部材と、半導体用シリコンウェーハの営業
スマホ・ウェアラブルデバイス用リチウムイオン電池に使われる部材を海外電池メーカーへ輸出営業しています。また、半導体デバイスの基板となるシリコンウェーハを、国内の半導体メーカーへ販売しています。
私が営業するリチウムイオン電池用部材のエンドユーザーは世界的大手メーカーなので、求める仕様等要求レベルが非常に高いことが特徴です。電池メーカーやエンドユーザーとの交渉に向け、仕入先・海外現地法人と協力しつつ様々な提案ができるよう日々活動しています。当営業を通じてスマホ・リチウムイオン電池の市場構造や使われる部材など基礎知識を蓄えられたので、今後は新規開拓としてスマホ以外の用途やサービス事業でもビジネス展開できるよう、取り組み始めています。変化に適応できる人間になるべく、日々邁進できる環境を自ら作っていきたいと思います。
営業活動は自分次第だから、
お客様に柔軟に向き合えます。
上野Ueno
アナリティカルソリューション事業統括本部(現:ヘルスケア事業統括本部)
医用システム営業本部
国内営業部
2015年入社
※インタビュー当時の所属名称で記載しております。
MY WORK
国内の病院への、生化学自動分析装置の営業
生化学自動分析装置は、血液や尿などの検体に含まれる、酵素・蛋白・脂質・糖などの成分の測定を行う装置です。病院を訪問し、自社製品の提案から納品や運用サポートまで、営業活動をしています。
基本的に、営業活動は担当者に任せられており、責任を持ってお客様と向き合えます。もちろん、製品や業界に関する知識、営業スキルなどについてはしっかりと教育があり、社内にマーケティング部や設計部などとの相談・協力ができる環境もあります。その上で、どんなお客様に、どの製品をどう提案するかは営業次第です。私はあるお客様のニーズに応えるために、関連部門と協力して運用提案やカスタマイズを行いました。無事課題を解決でき、お客様に感謝のお言葉をいただけたことは、私の自信にもつながりました。今後も、柔軟な姿勢で、お客様のより良い検査業務のお手伝いをしたいと思います。
技術者のチャレンジを特許化し、
自社独自の強みにするのが使命です。
濱Hama
知的財産本部
知的財産部
2016年入社
MY WORK
DNAシーケンサ等の特許関連業務
警察・医療機関・研究所などで使用される、DNAの塩基配列を読みとるためのシーケンサ。犯人究明や親子鑑定などのために使用される装置ですが、その開発において特許の申請や確認などを行う仕事です。
メカや光学、制御、ソフト、解析……一言に特許と言っても、その分野はさまざま。私自身、機械システム工学科出身ではありますが、知的財産に入ったのはあらゆる独自技術に触れられるからです。特許技術には技術者の創意工夫とともに、そこに至るまでの見えない苦労があります。だからこそ、私は技術者のサポーターとして決して諦めません。たとえば、特許庁から一度特許性がないと言われた技術があったのですが、審査官と面談し、その特異性を訴えることで申請が通ったことがありました。技術者のチャレンジを、日立ハイテクの強みにする―そのために私はいるのです。
世界40社以上の円滑な取引を、
財務・会計面から支えています。
撹上Kakuage
財務本部
業務部
2010年入社
MY WORK
国内外各グループ会社の営業取引に関するコンサル業務
業務部は、営業部門のコンサルタントとして、契約書のチェックや会計・税務関連のサポートを行うのが仕事です。新規取引先の経営状態などを確認する与信業務など、取引を円滑にし、リスクを減らす役割になります。
日立ハイテクグループは、国内外で40社以上。欧米・アジアなど世界各地にグループ会社があり、国境を越えた取引は珍しくありません。たとえば、メキシコの現地法人との取引において、法律を調べて大使館に行き、時差のあるなかで契約業務を進めていったことがありました。営業としては売上を伸ばしたい。でも、数億円・数十億円の取引だけに、リスクの見込み違いやちょっとした不備は大損害につながります。言葉も文化も商習慣も法律も異なる国際取引において、いかにリスクを減らし、円滑な契約を行えるのか。業務部は主に財務・契約面から、グループの守りと攻めを担っているのです。
日本の技術を世界へ広げるために、
まず自らが法の国境を越えていきます。
佐野Sano
CSR本部
法務部
2012年入社
MY WORK
国際的なM&A案件や
出資対応における法務関連業務
主に日立ハイテクグループの海外M&Aや出資における契約内容の法的リスクの提言や内容の詰め、進行など、法律面からサポートする仕事。プロジェクト先の国の商習慣や規制など、幅広く把握することが大切です。
日立ハイテクに入社したのは、グローバルな企業で日本のモノづくりの技術を、世界にアピールしたいと思ったからです。実際に海外に出るチャンスがあり、1年間、シンガポールの現地法人に出向し、国際感覚を育むことができました。日本に戻ってきてからも、ある海外企業との業務連携の議論に同席。相手先の国の法律を踏まえた契約上のメリットとデメリットをスピーディに提言し、重要な判断にかかわることができました。今後は国際法のベースとなる英米法を勉強し、日立ハイテクグループをもっと世界で羽ばたかせてみせます!
世界最先端のIT技術で、
日立ハイテクグループの底上げを。
久保田Kubota
デジタル推進本部
デジタルプラットフォーム部
2013年入社
※インタビュー当時の所属名称で記載しております。
MY WORK
日立ハイテクグループ全体のIT施策の推進など
ネットワークやメール環境、PC管理などのIT施策を推進したり、M&AなどのITインフラ・プロジェクトを支援したり、最新IT技術の評価・導入を行ったりと、日立ハイテクグループ全体のIT全般に携わる仕事です。
入社後すぐに取った電話がインドからのもので、相手は英語で話しかけてきました。その次の電話はシンガポールで、その次は中国と、世界を肌で感じられる仕事です。海外を飛び回ることも多く、たとえばM&Aに伴うITインフラの移行プロジェクトにおいて、イギリスやフィンランド、アメリカ、中国を巡って現地調査や統合案の提案、実行支援を行いました。誰もが知っているようなITのグローバルスタンダード企業と直接やりとりすることも多く、最先端の技術を学べる機会がありますね。ゆくゆくは海外駐在し、世界の最先端でグループのITを背負う存在へ成長したいと考えています。
世界中のサプライヤーと強固な
パートナーシップを締結する。
境Sakai
サプライチェーンプラットフォーム統括本部
調達本部
2019年入社
MY WORK
半導体製造装置に使用する
部品や材料の調達業務
部品や材料の仕入れ先を選定し、契約を交わす仕事です。求める性能に見合ったモノを世界中から探し出し、適切な金額かを見極め交渉に臨みます。契約後は自社と仕入れ先とが、ともに発展しあえる関係性を構築していきます。
仕事のスケールが大きいのが調達の面白さです。月に数億円、年間で数十億円もの取引を私が主体となって仕切っています。仕入れ先となるサプライヤーは日本をはじめ、ヨーロッパ、アメリカなど世界中に存在しています。日常的に海外と交渉を行うので、世界情勢の変化をキャッチし、対応していかなくてはなりません。半導体不足や為替問題にも早くから向き合い、高品質な部品や材料を安定的に仕入れる目処を立て、コストコントロールまで行っています。スケールと裁量の大きさにプレッシャーを感じずにはいられませんが、それを跳ねのけるだけのやりがいのある仕事だと感じでいます。