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繰返し再現性向上の事例

【10回繰返し測定を行った場合の標準偏差】

SEA1200VXによる樹脂およびステンレスの繰返し測定例です。 高計数率を実現したVortex検出器採用により、弊社従来機よりも高精度な測定を実現しました。

■樹脂中のカドミウム(Cd)、鉛(Pb) などの測定例

<測定条件>

測定時間: 各フィルタ100秒
管電圧: 50kV、15kV(Cr)
管電流: 自動設定
計算方法: 検量線法
   
弊社従来機
SEA1200VX
PE試料
(各50ppm)
Cd
3.4
1.9
Pb
0.7
0.5
Cr
2.6
0.7

PVC試料
(各50ppm)

Cd
4.0
2.8
Pb
3.1
1.8
Cr
7.5
2.5
難燃剤入り樹脂
(各200ppm)
Cd
9.0
3.5
Pb
21.0
4.8

■ステンレスの繰返し測定例

<測定条件>

測定時間: 100秒(1条件)
管電圧: 50kV
管電流: 自動設定
計算方法: ノンスタンダードバルクFP法
 
弊社従来機
SEA1200VX
 
平均値
標準偏差
平均値
標準偏差
Fe
72.28
0.065
72.51
0.023
Cr
18.63
0.059
18.80
0.008

Ni

7.85
0.043
7.36
0.017
Mn
1.18
0.055
1.27
0.008
Mo
0.05
0.007
0.06
0.001