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プリント配線基板の測定

【樹脂製品のハロゲンフリー化】

最近ではRoHS指令やELV指令に加え、製品中のハロゲンフリー化が求められています。代表的なものとして難燃剤である臭素(Br)化合物の不使用があります。SEA1200VXはBr化合物に加え、樹脂中に含まれる微量塩素についても、従来のRoHS指令対応測定で可能です。

【樹脂中の微量塩素(Cl)の測定】

図で見られる直線にて得られる検量線により、約70ppmの塩素の含有であれば、10回繰り返しでCV値3.6%ということから、十分再現性良く、塩素の定量が行なえることが分かります。

<測定条件>

測定時間(秒): 100 フィルター: Cl用
コリメータ: φ8.0mm マイラー: フィルム
励起電圧(kV) : 15 雰囲気: 真空
管電流(µA): 545 ピーキングタイム: 1.0usec

<プリント基板 エポキシ樹脂基材の測定結果>

  Cl濃度(ppm)
データ数 10
平均値 66.9
レンジ 7
標準偏差 2.4
CV値(%) 3.6
真空でのClの検量線
真空でのClの検量線