SISモード
SISモード (Sampling Intelligent Scan Mode)
SISモードとは、測定ポイントのみ探針を接近させ、それ以外の時は探針を待避させ、試料形状に合わせて走査スピードを自在にコントロールするインテリジェントな形状測定モードのこと。DFM(ダイナミック・フォース・モード)を基本とし、データ取得時のみ探針と試料が接触し、それ以外は上空に退避しながら高速移動し、試料表面に接触しそうな場合には操作スピードを落として試料面から上昇するような退避動作を自動で行う走査方式。探針と試料の接触回数はDFMモードよりも大幅に少なくなり、探針の磨耗や試料へのダメージ、探針への異物付着による汚染を軽減し、繰り返し測定での測定精度が向上している。
関連情報
走査型プローブ顕微鏡(SPM/AFM)に関する測定手法、測定例の一部を、会員制情報検索サイト「S.I. navi」でご提供しています。
リストの一部はこちらからご覧いただけます。
「S.I.navi」は、日立ハイテク取扱分析装置に関する会員制サイトです。
お客さまの知りたいこと、日々の業務に役立つ情報を「S.I.navi」がサポートします。
日立電子顕微鏡をご使用されているお客さまは、「S.I.navi」上で製品情報をご登録いただくと、日立電子顕微鏡ユーザー限定サイト「Semevolution(セメボリューション)」にて、さらに多くの関連情報をご覧いただけます。