1993年度作品「光と影」
まるで、ピカソ、マチスの作品を連想させるような幻想的な世界が、SEMのカラー化により実現されました。
実は、この正体はフィルム上に付着していたゴミで、本来ならば厄介物として闇に消される運命でした。しかし、カラーSEM像が、このゴミをナノ・アートとして、見事に蘇らせました。
1993年(第49回)日本電子顕微鏡学会
写真コンクール 入賞作品
撮影条件
- 試料:フィルム上のゴミ
- 測定装置:超高分解能電界放出形走査電子顕微鏡 S-5000
- 撮影倍率:50,000倍
- 加速電圧:20 kV
*: 作成者の所属情報は作成当時の情報です。
*: この作品は日本顕微鏡学会主催、「写真コンクール」に出展された作品です。
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