2020年度作品「アザミの庭」
光触媒に使われるTiO2を観察しました。これらは比表面積を増やして触媒の働きを高めるために、ナノ粒子を針状に成長させて、丸く放射状に広がった構造をとっています。この球体構造を、初夏に咲くアザミに見立てました。花に誘われ、蝶も一匹隠れているようです。
2020年(第76回)日本顕微鏡学会
写真コンクール 最優秀写真賞受賞作品
撮影条件
- 試料:TiO2
- 測定装置:超高分解能電界放出形走査電子顕微鏡 Regulus8220
- 加速電圧:2 kV
- 観察倍率:13,000倍
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*: この作品は日本顕微鏡学会主催、「写真コンクール」に出展された作品です。
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