2014年度作品「真珠の花」
食パンに生えたカビのステレオ写真で、真珠のように均一に連なって見えるのは、カビの胞子である。食パン側から、イオン液体5%IL1000を浸透させることで、高真空でも導電性を持たせ、潰れることなくカビの胞子をライブステレオ観察することができた。まるで、力強く野に咲く一輪の花を彷彿させる。
2014年(第70回)日本顕微鏡学会
写真コンクール 出展作品
撮影条件
- 試料:食パンに生えたカビ
- 測定装置:走査電子顕微鏡 SU3500
- 加速電圧:2.0 kV
- 観察倍率:850倍
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*: この作品は日本顕微鏡学会主催、「写真コンクール」に出展された作品です。
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