2018年度作品「海中に咲くサボテンの花」
イカから採取した寄生虫ニベリニアを観察しました。頭部から突き出る吻(固着器官)が海中に咲くサボテンの花のようです。イオン液体処理することで、試料構造を壊すことなく観察できました。皆様の食卓でもひっそりと花を咲かせているかもしれません。
2018年(第74回)日本顕微鏡学会
写真コンクール 出展作品
撮影条件
- 試料:ニベリニア
- 測定装置:走査電子顕微鏡 SU3500
- 信号:二次電子
- 加速電圧:1.5 kV
- 倍率:270倍
- 前処理:8% GA固定、5% イオン液体
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*: この作品は日本顕微鏡学会主催、「写真コンクール」に出展された作品です。
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