2007年度作品「電子が描く夏の花火」
透過電子顕微鏡を用いて観察した酸化物(Nb2O5、V2O5、Mg2Al4Si5O18)の電子線回折像です。これらの結晶を透過した電子線は、このような想像的な世界を作り出します。右図にそれぞれの物質名、電子線入射方向、結晶系を示します。原子配列を反映した種々の電子線回折像は、長岡市の夏の風物詩である大花火大会を連想させます。
2007年(第63回)日本顕微鏡学会
写真コンクール 出展作品
撮影条件
- 試料:Nb2O5、V2O5、Mg2Al4Si5O18
- 測定装置:透過電子顕微鏡 H-9500
- 加速電圧:300 kV
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*: この作品は日本顕微鏡学会主催、「写真コンクール」に出展された作品です。
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