2007年度作品「ヒップスの睡蓮」
HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)の凍結切片を四酸化オスミウムで染色し、60度に傾斜したTEM像を擬似カラー表示した画像である。染色されたブダジエンゴム粒子が切片の厚さ方向に伸びだした状態が鮮明に観察され、この様子は池に浮かぶ睡蓮を彷彿とさせる。
2007年(第63回)日本顕微鏡学会
写真コンクール 出展作品
撮影条件
- 試料:HIPS(耐衝撃性ポリスチレン)(凍結切片)
- 測定装置:電子顕微鏡 H-7650
- 撮影倍率:3,000倍
- 加速電圧:120 kV
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*: この作品は日本顕微鏡学会主催、「写真コンクール」に出展された作品です。
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