1995年度作品「砂漠の情熱」
岩がゴロゴロした1×10-3 Paの真空砂漠に咲く一輪の花。この花はSEMのクライオシステムを利用し、液体窒素温度で急速凍結された霜の観察例です。まるで雪の結晶のような姿です。温度を上げるとこの花は儚く散ってしまいます。見事に咲いた一瞬の命を観察できました。
1995年(第51回)日本電子顕微鏡学会
写真コンクール 出展作品
撮影条件
- 測定装置:走査電子顕微鏡 S-4200+クライオシステム
- 加速電圧:1.2 kV
- 観察温度:約-90℃
*: 作成者の所属情報は作成当時の情報です。
*: この作品は日本顕微鏡学会主催、「写真コンクール」に出展された作品です。
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