2012年度作品「聖火リレートーチ ~引き継がれる生命~」
写真はブナシメジ(Hypsizygus marmoreus)の担子菌類子実体 (キノコ)の傘の裏側部分をSEM観察したもので、中央の菌糸体上に4つの担子胞子が観察できる。この胞子から発芽し、菌糸を成長させ子実体をつくり、また胞子を飛ばし子孫を代々残していく。まるで、聖火リレーの炎ように、絶やすことなく、生命をつなげていくようだ。
2012年(第68回)日本顕微鏡学会
写真コンクール 出展作品
撮影条件
- 試料:ブナシメジ
- 測定装置:超高分解能電界放出形走査電子顕微鏡 SU8010
- 撮影倍率:5,000倍
- 加速電圧:3 kV
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*: この作品は日本顕微鏡学会主催、「写真コンクール」に出展された作品です。
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