2024年度作品「空からみた街の夜景」
飛行機から見た夜景のようなこちらの画像は、実は15世紀前後にヨーロッパで作られたと推定される青銅ボタンの走査電子顕微鏡像です。青銅ボタンの断面をSEM+EDXで分析し、レイヤー像を作成しました。銅(Cu)の大通りから小道に入ると、スズ(Sn)の建物や鉛(Pb)の灯りが見えてきます。まるで人々がそこに暮らしているようです。
どんな夕ご飯を食べているのでしょうか。
2024年度(第80回)日本顕微鏡学会
写真コンクール出展作品
撮影条件
- 試料:青銅ボタン
- 測定装置:SU3900 + UltimMax65
- 検出信号:BSE + EDX
- 加速電圧:15 kV
- 倍率:170 倍
*: 作成者の所属情報は作成当時の情報です。
*: この作品は日本顕微鏡学会主催、「写真コンクール」に出展された作品です。
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