1993年度作品「納豆と豆腐」
納豆(中央):大豆の細胞内の脂肪粒子は、納豆菌のために大きな脂肪滴となって細胞の周辺に凝集します。プロテインボディーも破壊されますが内部の蛋白質は細胞内で固化している状態が観察されます。
豆腐(バック):大豆の蛋白微粒子と共に脂肪粒子が点々と観察されます。納豆の細胞は池の中を泳ぐ、ユニークなゲンゴローを想像させます。
1993年(第49回)日本電子顕微鏡学会
写真コンクール 出展作品
撮影条件
- 試料:納豆と豆腐
- 測定装置:電子顕微鏡 H-7100
- 撮影倍率:5,000倍
- 加速電圧:75 kV
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*: この作品は日本顕微鏡学会主催、「写真コンクール」に出展された作品です。
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