1995年度作品「ほとばしるガラス-瞬間凝固させたSi単結晶の暗視野像-」
汎用分析TEMの試料予備排気室内で加熱溶解したSi単結晶粒子にN2ガスを吹きつけて瞬間的に凝固させた。写真はその粒子の暗視野像である。粒子の一部は、ガスによって飛ばされ、飛沫状に変形しているが、その部分も含め、粒子全体が単結晶構造を保っている。
1995年(第51回)日本電子顕微鏡学会
写真コンクール 出展作品
撮影条件
- 試料:Si単結晶粒子
- 測定装置:電子顕微鏡 H-9000NAR
- 撮影倍率:15,000倍
- 加速電圧:300 kV
処理条件
- ヒーター温度:約1,450℃
- 導入ガス圧力:1.5×105 Pa
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*: この作品は日本顕微鏡学会主催、「写真コンクール」に出展された作品です。
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